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19:29

SCAAアトランタ　初日

開場は遅めのお昼の１２時・・・　

朝早く起きて８時には会場入りして入場用の登録をし終えてから、４時間はボサァ～とセルジオさんたちと延々と雑談・・・。　
でも、さすが年に一度のコーヒーの大きな祭典！　世界中から見たことのある顔の人たちがたくさんいます。 　そして皆さん雑談に花をさかせていました。　SCAAショーのもうひとつの目的が実は日ごろ会わない友達との再会かもしれません。 　僕も久しく会っていない友達との再会を楽しみました。

さて雑談していた午前中、バリスタ選手権も開催されていたので、雑談が一段落した時に、見学しに行ってきました。　正直、 見ている方が緊張します。　僕は極度の緊張してしまうタイプなので（一見そうは見られませんが）、制限時間内に、規定の条件をクリアし、 厳しい審査員の視線と熱い観客の視線を受けながら、ドリンクを提供するなんて、到底無理！　僕にはできません。　　緊張のあまり声も震えて、 手まで震えて折角作ったドリンクをこぼして、 あげくのはてにテーブルについている審査員の服までもを汚してしまうのがオチでしょう。

まぁそんなことはどうでもいいのですが、丁度バリスタ選手権開場入りした時は、ニカラグアの代表の女性が奮闘していました。 　この女性とは面識はありませんが、ニカラグア代表と聞いただけで、 背後の派手なニカラグアの民族衣装の応援団に混じって一緒にまるで身内のように応援していましたね。


そうこうしているうちに、メインの開場はオープンし、待ち合わせしていたコロンビア人とランチ。
サン・ロレンソが好評のうちに完売した話や、エル・ホルダンも人気が高いことを伝えると先方も安堵した様子。 　ミルトンとしては今年は更に買付け量と可能であれば品質アップも図りたいと考えているので、その旨を伝えてランチは終わりました。


なんとなく今年のSCAAのイベントは、昨年、一昨年に比べて縮小されたような気がします。来場者数は把握していませんが、 会場内を行きかう人の数が少なく感じます。　明日の土曜日にワッと訪れるのかもしれませんが・・・。 　これも不況のあおりなのでしょうかねぇ。

ほとんど目新しさを今年のショーでは感じることが出来なかったのですが、かわりに様々な人との会話がはずみ、 自分にとってはとてもプラスになる初日でした。

今日最後のイベントは、サンタ・ホセフィータ農園とサンタ・エレナ農園のリマさんと３時間以上に渡ってのディナー。 　とにかくお互いがしゃべりまくった３時間で、まぁ～～いろんなトピックで盛り上がりました。 　恐らくリマさんもここまで長いディナーになるとは思っていなかったでしょう。　

華やかなバリスタなどの人前にでるコーヒーの仕事も格好良くて憧れる反面、僕の先祖が農民だったのかどうかは定かではありませんが、 農業の話を農園主としている時が一番自分にしっくりくるんですよねぇ～。　なんなんでしょうか。　基本的に土いじりも好きですし。 　コーヒー農園に行ったり、農家と交流している自分が、緊張しがちな僕としては緊張しなくて、のんびり仕事ができます。

恐らく無理してないから、朝から晩までコーヒーのことを考えていられるのでしょうけどね。 　僕向きの仕事を今させてもらっているのかもしれません。

明日は早くも最終日。　すでに一日の予定がぎっしり詰まっているので、忙しくなりそうです。　そして軽く疲れた翌日に、 成田に向けて１４時間のフライトが待っていたりします。　ん～・・・まぁ今はあまり考えないようにしましょう。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年04月18日 19:29