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SCAA 2日目 (4/30)
今日はエルサルバドルのリマさんとのショートミーティングが朝からあり、今年買付けに行ったコーヒーがエルサルバドルから出荷されたことを再度確認しました。 今年のコーヒーの出来がいいだけに、生豆の到着が楽しみです。 夕食時にはラ・ベンディシオン農園のルイスさん達とのミーティングでしたが、コーヒーの出荷が来月の半ばぐらいになりそうとのこと。 遅れていただけに、ルイスさんも気にしていたようです。 毎年セルジオさんと来日していますが、今回の地震の件もあるので、来日をどうするのか迷っているみたいですねぇ。 無理もありませんが。ところで、毎年来ているSCAAのショーがどんなイベントなのかと言いますと、スペシャルティコーヒーに比重を置いたコーヒー全般に関わる人達によるショーで、各産地を代表するブースから、エスプレッソマシーンや充填機械などの機械メーカー、カフェ業務に関係する資材や材料を販売しているメーカー等多数が参加しているイベントなんです。
スペシャルティコーヒーのショーとしては最大の規模で、初めて訪れた時はアメリカのマーケットの大きさに驚いたのを覚えています。 アメリカのコーヒーマーケットの多様性は、日本ではありえないレベルにありますね。 それだけ各社の競争も激しいでしょうが、選択の幅が広がることは消費者としては有難いし、楽しいでしょうね。
毎年少しずつ変化が見られますが、今年はアジア人の姿が昨年以上に目立ったように見えました。 韓国人や中国人の姿が特に目立ちましたが、逆に日本人の姿が少なくなってきているような気がします。 毎年来ているような人は、ショーの内容を詳しく見ていくというよりも、知り合いにあって話をすることが目的になっていたりしますから、訪れる日本人も徐々に限られてくるかもしれませんが・・・
もう一つ感じたことは、各産地のブースで試飲用に提供しているコーヒーのレベルが年々上がってきているのを感じますねぇ。 抽出の仕方もコーヒーの選択も品質重視で行われてきたようで、以前より美味しくなってきています。 初めてこのショーに来た人は、各国のコーヒーの違いが分かりやすく味わえるので、とても参考になるでしょう。
なんだかいつもよりものんびりした雰囲気に感じたのは、出展参加数が少ないのか、来場者が少ないのか・・・ もっと活気があったような気もします。 コスタリカも今回出展していなかったしなぁ~ なんでだろ。
っと、まぁあっという間の3泊でしたが、明日はもう帰国の途につきます。 東京では渋谷に一泊してから山口に戻るつもりです。 ちょっと寄ってみたいお店があるもので。
ところで話は変わりますが、異様なまでの燃料サーチャージにため息がでます。 いつも使うコンチネンタル航空はアメリカ・中南米往復で1人35000円、チケット代にプラスされるわけです。 少しでも経費削減しようとしている身としては痛い現状ですが、ここまで原油価格が上がると仕方ないのでしょうね。 コーヒーの価格も含めて、全てが早く正常になってもらいたいものです。
あ~早くミルトンに戻って美味しいコーヒーを焼きたい!とうずいていますよっ。 それではまた日本でお会いしましょう。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2011年05月01日 19:15