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ワールドスペシャルティコーヒー・コンファレンス2005 (SCAJ2005)

DSCF0003  11月8日から9日の2日間に渡って東京で行われた「ワールド スペシャルティコーヒー・コンファレンス2005」 に各国の産地からのお世話やイベントのお世話をするボランティア人員として参加してきましたので、感想や体験をご報告しますね。

今年の3月や9月にも他のイベントに紛れてスペシャルティコーヒーのイベントはあったのですが、 SCAJが単独で開催したのは今回が初めてで、東京国際フォーラムのA展示場というそれほど広くはない展示場でのイベントでした。  正直こういったイベントにボランティアで参加したのは初めてだったので、何人の来場者があるのか・・・そんなに大勢の人が来るのだろうか? (すみませんf(^^)ポリ)・・・半信半疑で初日を向かえましたが、そんな無駄な心配はしなくとも、 2日間でしっかり2千人の来場者がありました。 慣れない仕事で疲れはありましたが、 久しぶりに英語を話せる環境にあったので暇さえあれば色んな産地の人と話しこんでしまいました。

DSCF0005今回のイベントにはコーヒーを生産する各国から代表の方々が来られていて、 その国のコーヒーのPRを割り当てられたブース内で行うようにセッティングされていたのですが、 僕はたまたま2日間ともニカラグアの担当でした。 上の赤いポスターに写っている僕の両脇の方がニカラグアの方で、 ニカラグアスペシャルティコーヒー協会のプレジデントとジェネラルマネージャーのお二人です。  ミルトンでもニカラグアのカップオブエクセレンスを販売してて、とても美味しいとお客さんから言われるよっ!と伝えると、 とても喜んでもらい、2日目の最後の最後まで随分と話し込んでしまいました。(まだの方は是非是非飲んでみてねぇ~本当に美味しいですから! ちなみにミルトンのこの2~3週間の販売量ナンバーワンがニカラグアのカップオブエクセレンスです)

無知とは本当に怖いですよねぇ・・・単なるヘルパーとして参加した僕がですよ、 本来名刺交換もできないような国の要人や会社の社長さんなどと平気な顔して名刺交換してたのですから。 名刺をもらって見て初めて「うわっ、 すごい人じゃん!」と心の中で思ったりしていたわけです。 極めつけは話しかけられた外人に場内の様子を説明していたら、 ニカラグアブースのニカラグア人に、「この方はニカラグア駐日大使ですよ」と言われた時ですよ。 あわてて頭を深々ペコリとしてしまいましたね。 (今までそんなこと気にせず普通にしゃべっていたくせにねぇ・・・)

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ブラジルやザンビア、エルサルバドルなどの方とも交流ができて、 益々コーヒーに魅力を感じるようになりましたし、確実に勉強になりましたね。  そしてスペシャルティコーヒーという非常に手間のかかる最高品質のコーヒーを多くの日本人にも飲んでもらいたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。   

やっぱりどの方とも話してみて感じたのは、 日本で販売する我々が産地の方と交流し、産地の様子を把握する必要があることと、 私たちが美味しいコーヒーを見極められる舌を持っていないといけないということです。 

僕も自主トレや勉強会を通じてカッピングという「利きコーヒー」 をしていますが、 こうしたことをしないで日本のお客さんに良い味と品質のコーヒーは販売できませんね、 という共通のご意見を皆さんとの話の中で見つけることができた「SCAJ2005」イベントでした。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2005年11月11日 15:56