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コーヒーとワインの良く似た共通点

clasical_cupgreenスウィートチョコレート ココア バニラ アップル オレンジ ストロベリー アーモンド・・・

いったい何のこと?と思われるかもしれません。実はこれらはカッピングの際にコーヒーフレーバーの表現につかわれているんです。 フレーバーとは口に含んだ時に感じられる味や風味のことで、コーヒーは現在までに約800種類の香気成分があるといわれているんですよ!

カップオブエクセレンスに選ばれるコーヒーは当然のごとく、 様々なフレーバーが非常に多く含まれているので、コンテストの審査員はその複雑な味、バランスの良さを高く評価して選ぶわけですねぇ~。  もぉその味の違いは普通のコーヒーと飲み比べなくてもわかるぐらい、飲みやすく香りもよく、おいしい!と感じますよっ。

そうそう、皆さんもよくご存知のブレンドってありますよね? あのブレンドというのは、 単調に感じられるストレートコーヒーを何種類もミックスすることにより、フレーバーに複雑さを持たせることが大きな役割なのです。  スペシャルティコーヒーや、その頂点のカップオブエクセレンスはブレンドせずとも、複雑な味を最初から持っているのです。 

redwineさてさて、僕の好きなワインにもコーヒーと非常に似た要素を見極めないといけない部分があるんですよ。  ワインには、甘口、辛口、酸味、コク(ボディ)、アロマ、 フレーバー、ブーケなど色々な味の要素があって、 ソムリエはそれらを一つ一つ舌と鼻で確認していく作業をするわけです。 ワインのテイスティングというやつですね。

コーヒーもテイスティングをカッピングという名のもとで行いますが、ワインと良く似た表現を使うんですよっ。  例えば、カカオの香りやチョコレートの風味なんていうのは、コーヒーでもワインでも使うような表現です。 いつもカッピングをしながら、 ワインと似てるなぁと思いながらコーヒーの味を確かめていますし、逆にワインを飲む時は、コーヒーと共通のフレーバーはあるかなぁ? と確認しながら飲んでます。 

ワインのソムリエも目指そうかな・・・なんて冗談ですが、職業病の一種でしょうね、こうやって普段から味を確かめながら飲んでしまうのは。  あと、幼少時から食べ物の好き嫌いもなく、留学中に日本にはない色々な食材にもめぐりあえたことも、 今のカッピングに活かされているのかもしれません。 もっともっとカッピングスキルを向上させて、レベルアップを図り、 いつかカップオブエクセレンスを審査できる立場の人間にでもなりたいものです。

色々と書きましたが、僕らコーヒーの販売側が確かな味覚と舌を持っていれば、美味しいコーヒーを仕入れることができますし、 お客さんも安心して購入できますよね。 僕らがワインを買う時も、 詳しい店員さんがいてくれた方が安心して買えるのと同じことなんではないでしょうか?  今カップオブエクセレンスを好んで飲んで下さる方が増えてきたことも、 皆さんのコーヒーに対する舌の感覚が鋭くなってきた証拠でもあるでしょうし、舌が肥えてきたことは素晴らしいことですよね。 

僕らミルトンコーヒーロースタリーはもっともっと皆さんの舌を肥えさせることが使命だと思っていますし、 僕らも勉強とカッピングを繰り返してレベルアップを図っていきたいと思います。 っと、 いうことで今週末はいつものカッピングの勉強会に行ってきます。 今回は名古屋です。 キャンピングカーで今から行ってきまぁっす。  

それでは 
Have a nice weekend and enjoy Milton coffee! 
また来週~ 

おっと、 ネットでのご注文は随時受け付けていますので、ヨロシクお願いします。
27日の晩には帰りますので、発送は28日月曜日が最短発送日となります。


 

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2005年11月25日 11:42