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12:23
コーヒーとワインの大きな違い
今朝
(11月15日)早くに載せたブログへのご感想をお客様から早速頂きました。
僕が思っている以上にブログを頻繁にチェックされているのですねっ!嬉しいです。 さて、
ワインとコーヒーは似ていると書いたのですが、逆に異なる部分もあります。それは、
時間の経過によって変化する風味特性だと言えます。
前回載せたリースリングのように白ワインだと、常温やちょっと冷やしたぐらいで楽しみますが、通常赤ワインは常温で楽しみますよね。
ワインは揮発性であるアルコールが蒸発する過程で、フレーバーも逃げていきますが、根本的な風味はそう短時間では変化しません。
それにひきかえコーヒーはどうなると思います?淹れたて熱々のコーヒーの味と、
お友達とおしゃべりした後に常温まで冷めたコーヒーとは風味が大きくことなっていることがありませんか?
時間が経つごとにコーヒーは刻々とその特徴を変化させていくのです。
質の良いコーヒーは冷めてからも、スッと飲める飲みやすさと、変わらぬ口あたりがあるおかげで美味しいまま!
そして冷めてくると甘みや良質な酸味も感じやすくなってくるのです。 人間の舌って不思議ですよねぇ~。
コーヒーの審査会でも私達は熱い温度の時にチェックする項目と、冷めてきてから確認する項目があり、
それらを見逃さないよう審査しているんですよ。
皆さんも宜しければ、温度の変化による味の変化を気にして飲んでみられてはいかがですか? へぇ~違うもんだなぁ・・・
と新しい発見があると思いますよっ (^^)b
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2006年11月15日 12:23