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ある農家を訪れた時の様子です

レッドカトゥーラの前で
 この写真のコーヒーの木は古く、剪定も丁寧には施されていませんが、 真っ赤に完熟したコーヒーの実がびっしりと枝に張り付くように生っています。 周辺はもうジャングルという他ないぐらいの、 うっそうとした森なのですが、コーヒーの栽培されている箇所だけは、高い樹木の剪定がされており、 適度な日光が差し込むようになっています。
 この赤い実は食べると甘いのですが、現地の子供は種まで飲み込んでしまうケースが多く、 消化しきれず便を出すときにとても困ることがあるみたいです。確かに甘いので食べたくなる気もわかりますけどねぇ。 
不良豆を取り除く少年達
 こちらは、収穫されたチェリーから皮と実を機械で剥がし、用水路で洗ったあとのパーチメント(コーヒーの外殻)を干している様子です。  彼らは、パーチメントの中から不要な商品にならない豆を取り除いているのです。 力仕事ができない少年達が、 こういった手作業をするわけですね。 
 いつもこの少年は写真を撮ってくれとせがむので、おかげで彼らの写真が増えてしまいました(笑) それにしても作業はきちんとしています。 写真ではなかなか見難いと思いますが、とても綺麗に洗ってありますし、不良豆もきちんと除去されています。 子供も大人もとても働き者で、 感心します。 それも農園主の徹底した指導があってのものなのです。 他の農園では指導が行き届いていないのか、 ゴミがいたるところに落ちていたり、決められた場所でトイレをしなかったりと、農園主の指導がどれ程重要なのかを思い知らされます。  こういったところにも、スペシャルティコーヒーを作っている農園と、そうでない農園の違いがあるのです。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2007年02月03日 02:18