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新しいコーヒーの木の誕生です♪
コーヒー農園の方々は、生産量を増やすためや、
生産性の衰えた古木を新しい木に植え替えしなくてはなりません。
そこで毎年のように新しいコーヒーの木を育てるべく種をまくのですが、現地から 「芽が出てきたよ~!」
のお知らせと写真が届きましたので、皆さんにもご紹介しますね(^^)
まだこれらは双葉の状態ですが、コーヒーの種がまだ双葉にくっついていますねぇ~。 この時点で間引きをするのですが、
双葉が変形していたり、小さかったりすると間引きされる対象になるわけです。 この苗床の地表に見えるベージュ色の撒いてあるものは、
パーチメントと呼ばれるコーヒーの種を覆う硬い殻なんです。 雑菌が増えにくく、水通しも良いので、
農園によっては苗床用にこの殻を使うところがあります。
この女性達は、上のコーヒーの芽が大きくなってきたときに植え替えるビニールの苗ポットの準備をしていますねぇ。
もう当然この時点から有機栽培は始まっていますので、この土もコーヒーの果肉や皮、
牛糞や牛の血を混ぜて作られた栄養バランスのとれたもの。 安全と美味しさを良質させるのは、とても手間・暇・
お金がかかるものなんですよね。
切り開いた山の傾斜に若木用の段々棚を作った様子ですね。 ある程度大きくなった芽をこちらのポットに移し変えて、
この場所でまたある程度大きく育てます。 全部が栽培用に植えられるわけではなく、
ここでも成長の遅い木や病気などで枯れた苗は間引かれます。 標高が1600メートル以上の高い場所では、あまり日陰を作ってしまうと、
苗木も成長した木も病気にかかりやすくなってしまいます。
逆に標高の低い場所では農園の地表の温度や気温も高くなりやすく、それに直射日光が加わって苗木は弱ってしまいがちに・・・
写真の場所はたぶん標高1200メートルぐらいでしょうから、苗木には半影になるぐらいの覆いがいるかもしれませんねぇ~。 この後、
農園主はどうするのかな? 今日のところはここまでぇ~(^^)b 次回の現地レポートをお楽しみに♪
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2007年06月02日 20:13