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ロス・シプレセス農園のご紹介♪
載せようと思っていながら、農園情報の掲載が遅れてしまいましたね。 やっとご紹介できます。
僕と一緒に写っているのが、現在ミルトンでもコーヒーを販売中のロス・
シプレセス農園の農園主ドミンゴさんです。 ここの農園はそのほとんどのコーヒーの木が10歳未満で、
皆さんが飲まれているロス・ シプレセス農園のコーヒーも若い木々から獲れたコーヒー達なんです。 話によれば、
自然災害で壊滅状態になった後に農園を建て直し、努力の甲斐もあって2005年、
2006年とカップオブエクセレンスに連続入賞しているという経歴の持ち主。
2007年もカップオブエクセレンスに出品されたはずですが、その前に2ロットの最良のコーヒーを買取らせてもらったせいか・・・
昨年は入賞できませんでしたね。 なんとなくドミンゴさんにとっては残念な感じですが、
その分皆さんの元にドミンゴさんの美味しいコーヒーが届くわけですから、結果オーライということで。
この写真はドミンゴさんの農園敷地内を案内されている様子ですが、結構起伏の激しい土地なので、
ぼっさ~~と歩いていると簡単に滑って転びます。 ご覧の通り、畑というよりはジャングルのような状態で、
コーヒーの木を直射日光から守ってくれるバナナがいたるところに植えられているのがわかると思います。
こういった影を作ってくれる木を総称でシェードツリーと呼びます。
ここのドミンゴさんの農園を訪れた時には、彼の2ロット(2区画)分のコーヒーのカッピングは終えていたので、
この写真の時は買付け価格の再確認だったり、 今シーズンのコーヒーの出来や問題点等を話し合う感じでしたね。
さて、美味しいコーヒーを収穫した後は、汚染されていない清水でコーヒー豆を洗わなければいけません。
その後のコーヒーの質に大きく影響する工程のひとつでもあるので、 訪れる先々の水質と水源を確認してまわっていましたが、
ドミンゴさんは写真で確認できる通り、とても綺麗な水で水洗処理をしていました。 この綺麗な水を手にすることができるか、
どうかは重要な要素だと僕は思っていますが、地理的にどうやっても綺麗な水が確保できない農園もあるわけですから、
ドミンゴさんは恵まれた環境にある方になるのでしょう。
なんじゃこりゃ? とお思いかもしれませんね。 先に述べた綺麗な水を水洗処理時に使用することが重要なように、
水洗した後に出る汚水の処理もどのようにされているのかは必ず確認しています。 自然環境を守る上では、惰ることが許されないことなのです。
農園によって、その処理方法は様々ですがドミンゴさんの処理方法は濾過槽を設け、河川に汚水が直接流れることのないようにされていました。
例を挙げればきりがありませんが、美味しいコーヒーを作ってくれている農園の人達は、
それぞれアイデアを出して品質向上の為に日々努力してくれています。
おかげで僕達は毎日こんな風味豊かなコーヒーを味わうことができるわけなのです♪ ドミンゴさんのコーヒーをまだ飲まれていらっしゃらない方は是非、
飲んでみてください。 気にいっていただけると思いますよ☆
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2008年01月24日 20:43