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お店で話をしていて・・・ ちょっと真面目なお話
今日もお店でお客さんと話をしていた中で、こんな話をしました。
「産地の農園の方々も、スペシャルティコーヒーレベルの美味しいコーヒーを作り続けたいと思っていると、メールや会話の中で伝えてきます。
でも農作物なので、どうしても特別美味しく出来上がったコーヒーは極わずかか、
天候などの環境によっては美味しく仕上がらないかもしれません。 1年かけて栽培し、生産処理したコーヒーの出来栄えが非常に気になるし、
それが評価された時は喜びもひとしおだそうですよ。」
当然ながら、コーヒーを作る上でスペシャルティコーヒーレベルのコーヒーもあれば、
そうでないのもあるわけです。 でも生産者にしてみれば、同じように丁寧に作ったコーヒーなんですよね。 そして大切な収入源なんです。
僕も産地の方とのコミュニケーションをとるほどに、スペシャルティコーヒーの品質、風味の良さは理解しながらも、
それ以外のコーヒーも生産者から購入できないものかなぁ~と考えたりする時があります。
(そういったコーヒーの飲料用以外の活用も頻繁に想像したりしていますが)
正直ミルトンでは今どうしようもないことなのですが、スペシャルティコーヒーの市場が伸びてきているものの、
その他のコーヒー市場の方がはるかに巨大で、生産者にとってもなくてはならない市場でもあるんですよねぇ~。 工業製品みたいに、
常に高品質なものができるわけないですもんね。
お客さんとの何気ない会話の後に、今回のように「そうだよなぁ~・・・」と考えさせられることが多々あって、コーヒーのことだけに限らず、
これからも自分だけの考えだけに囚われない柔軟な頭でいたいと今日も思いました。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2008年02月14日 21:24