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品質向上の為の努力の手は緩めていませんよ

今回も多くの驚きと感動があったニカラグア訪問ですが何に感心したかと言えば、 昨年に比べて美味しいコーヒーを作る為の努力の様子が明らかに目で見えることでしょう。 　ここニカラグアではほとんどの収穫後のコーヒー豆の乾燥処理をコンクリートの上や、地面の上にビニールを敷いて行われます。 　ミルトンが付き合いのある農家に、他の国での生産処理方法をお伝えした結果、今年から上の写真のように底が網になった容器を自前で作り、 地面から離して乾燥させるようになっていました。　以前よりも大幅に短い日数で均等に乾燥することができると、喜んでいました。 　しかも、 この乾燥処理の改善は、コーヒーの液体の品質向上に確実につながっていました。　常に知恵を絞っては、 数え切れない改良を日々行っているんだなぁ～と感心しつつ、自分も日本で負けてられないなっ！とつくづく思います。

産地に出向いて農家の人たちと情報の共有をし、お互いのメリットが出るように直接話し合うことがいかに大切かを、 産地に足を運ぶたびに強く思います。　いろいろな買い付けの方法があるとは思いますが、僕は同じ人間同士のビジネスですから、 生産者の顔を見て、腹の探りあいの少ない話し合いをし、品質に見合う価格で購入することが望ましいかな・・・と思いながら実行しています。

日本に帰ったら、ミルトンのお客さんに産地のお土産話をしていきたいですね。　まだ周る産地があるので、もう少し帰国はできませんが、 楽しい土産話を楽しみにしていてください。　

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2008年03月12日 08:58