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ティエラ・リンダ農園　ヌエベス・パグアガさんのコーヒー　販売開始です♪

今日から発売開始しましたティエラ・リンダ農園のコーヒーをご紹介します。　名前を見ていただくとわかるのですが、 昨年も販売していましたラ・ベンターヤ農園（正確な発音はラ・ベンターハ農園でした）のセルジオ・ パグアガさんの叔母にあたる女性のようです。　現地で家族構成を聞いていた時にメモを取らなかったので、 叔母だったか伯母だったか忘れてしまいました。

彼女もまたカップオブエクセレンスには入賞経験があり、同じ家系のノーマン・レイモン・ パグアガさんに至ってはカップオブエクセレンス受賞の常連になってしまっているぐらい、 美味しくて品質の高いコーヒーを作り出す一族なんです。　農園もそれぞれが隣同士で、収穫後の生産処理設備なんかに至っては、 一族共同で使用しています。

共同で使用している設備なので、一族の誰かがカップオブエクセレンスで受賞すると、 まとまったお金がインターネットのオークッションにより得られますので、設備投資にかけやすくなるわけですね。 　下の写真がまさにそれを象徴しているのですが・・・

こちらの木造の小屋は2007年の春に訪れた時のもので、この時点で処理能力は限界にきていると聞いていました。
それが、ノーマンパグアガさんがカップオブエクセレンスにその春入賞したので、昨年の2008年に訪れた時は下のように変貌していました。

木造100％だった生産処理施設が、頑丈なコンクリートと木造で作られた立派な施設になっていました。 　また施設全体を屋根で覆うことによって、天候に左右されずに連続的に処理をすることができるようになりました。　

コンテストや通常の商売で得たお金をこのように有効活用する農家だからこそ、 年々品質の高いコーヒーを安定して作り出すことができるわけです。

話は今回発売のティエラ・リンダ農園に戻りますが、彼女のコーヒーもこの新しい設備で処理されたもので、一昨年カッピングした際は、 購入するまでにはいたらなかったのですが、今年はハッキリとメリハリのあるフレーバーが出ていますし、クリーンカップなコーヒーなので、 味がわかりやすいと思います。

このあたりでは珍しく、シナモンやナツメグなどスパイシーな特徴も含んでいるコーヒーなので、 結構飲んでいて面白いコーヒーでもあります。 　ミルトン初、ドクターカップチーム初の女性生産者のコーヒーを、是非楽しんでみてください。

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wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年01月13日 20:28