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09:04
ラ・パルマ周辺の農園を視察してきました
1日の内容が濃いと、時間が経つのが早く感じますねぇ~。 上の写真はラ・
パルマというホンジュラスとの国境付近にある街を訪問した時のもので、
2006年と2007年にカップオブエクセレンスで上位入賞経験のある農園主との会話の一場面です。 けっこう自然体で、
渋めのいい写真だなと自分では思っているのですが、いかがでしょう。
昨年もこの地域を訪れたのですが、とにかく険しい山岳地帯で、当然4輪駆動のピックアップトラックでしか、
このエリアに立ち入ることはできません。 こんな過酷な場所でコーヒー栽培を極めているのかと思うと頭が下がる思いです。
昨年も購入しましたが、今年はぐっと農園を絞って良質なコーヒーを仕入れたいと思っています。
上の写真の農園主のコーヒーを購入するかもしれませんねぇ。
手前の腕を組んでいる方が、僕が昨年から随分とお世話になっているアンクル・テッド(テッドおじさんと勝手にそう呼んでいます)で、このラ・
パルマ付近を熟知しているベテランさんです。 とっても良くしてくれるおじさんで、親しくさせてもらっています。
サンタエレナ農園のリマさんとはまた違った雰囲気を持っていて、僕がエルサルバドルで良質なコーヒーを購入されてもらえるのも、
彼らのような好意的な方々のおかげなんです。
ところで、ラ・パルマ周辺は記録的な強風による被害が特に酷くコーヒーに影響してしまった地域で、昨年は見るも無残な状態でした。
今年は大分回復してるかな?と期待していたのですが、まだまだ農園の方々の表情も硬く、収穫高もひどいようでした。 そんななかでも、
今年実をつけてくれるであろう、コーヒーの赤ちゃんチェリーが沢山ついている農園もありました。
上の写真のようにびっしりと実がついてくれると、来年の収穫にむけて期待が持てそうです。 何より農園主が喜んでいます。
ラ・パルマの農園の大半は化学肥料や農薬をほとんど使用していません。
単純に化学肥料の費用をねん出しにくい彼らのお財布の事情もあるようですが、減農薬、有機肥料を好む僕としては、
願ったり適ったりのエリアで、これに品質も伴ってくれると最高です。
昨年は見送ったのですが、今年からエルサルバドルのコーヒーは全て真空パックで輸入しようと思っています。
生豆の状態でも劣化はしますので、焙煎する直前までより鮮度を保ってくれた方が、皆さんに喜ばれるコーヒーが提供できるわけです。
費用はかさみますが、これも美味しさの為ですからね。 こだわるところにはこだわりたいと思います。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年03月09日 09:04