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そろそろ日本に帰ります

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今年のニカラグアと、エルサルバドルの買付けは無事終り、日本に帰っている途中です。
ミルトンのお客さんには、もっと美味しいコーヒーを飲んでもらいたいと思い、今年は大幅に各農園のロット数を増やしてカッピングし、 各優秀な農園のトップコーヒーばかりを選んできました。 
カップオブエクセレンスに出品する前のコーヒーをカッピングさせてもらい、とにかく選りすぐりのコーヒーばかりを選ぶことができ、 昨年以上に品質の高い、美味しいコーヒーが手に入りました。

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毎年訪問する度に、しっかりと取引している農園主達とのコミュニケーションをはかっているので、 今年は以前にも増して彼らとの関係が深まってきたように感じました。 良い信頼関係を築くことで、 より良いコーヒーも提供してもらいやすくなりますし、何より日本のお客さんの声を直接農家に伝えることで、彼らのモチベーションもグンッ! と上がります。 なかなか生産者がお客さんの声を聞く機会もありませんからねぇ。

今回のニカラグアでは、今まで以上に買付ける価格を品質レベルに応じてつけ、通常のコマーシャルコーヒーの倍以上で購入してきました。  昨年までと異なるのは、カッピングの点数によって価格に差をつけたことでしょうか。 

カップオブエクセレンスに出品していれば、入賞しているようなレベルを購入させてもらうわけですから、高めの価格は当然といえば当然ですし、 逆に安くたたけばそれなりの低品質なコーヒーしか手に入りません。  確実にコンテストに上位入賞できるレベルのコーヒーも偶然見つけることができ、そのコーヒーに対して支払う金額には、 農園主ご本人も大満足と言ってくださいました。 

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ミルトンもおかげさまで多少なりとも大きくなってきましたので、買付け量も増えてきました。量を増やしながら、品質を保ち続ける、 または品質を高めていくことは、そう簡単ではありませんが、まだまだこれからだと思っていますし、 各農家も真剣に協力してくれるようになっているので、「一緒になってお客様に美味しくて、 安心して飲んでもらえるコーヒーを提供しつづけていこうね」と、再度誓い合いました。

まぁ本当に今年のエルサルバドルとニカラグアの買付けたコーヒーはレベルが高いので、 必ず喜んでいただけると思います。 また、エルサルバドルに関しては全てコロンビア同様に、全て真空パックで輸入しますし、 もしかしたらニカラグアも来年ぐらいには真空パックで輸入が開始できるようになるかもしれません。  最後の一粒まで鮮度がいい状態で皆さんにご提供できることが、やっぱり最大のメリットでしょうか。

今回選んできたコーヒーの日本到着はまだ未定ですが、是非是非楽しみに待っていてくださいね。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年03月19日 14:07