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ブラジルから戻りましたよっ (10/07)
昨日無事帰国しました。
明け方の5時半にこのブログを書いているということは、僕が完全に時差ぼけになっている証拠でしょうね。 うぅ~これから1週間ぐらいは、
体内時計の昼夜が逆転するのは決定のようなものです。
先程このブログを書く前に、ブラジルでお世話になったアレックスさんにお礼のメールを打ちました。
何かと忙しい合間に何かとお世話をしてくださったことに感謝です。
たった8日間のブラジル出張でしたが、収穫が多くて随分と長いこと向こうに行っていたような気がします。 どこの産地にも共通しますが、
毎年各農家を訪問する度に、どっさり収穫があるので、逆に行かなきゃ損な気分になります。
日本にずっといると、情報社会なのでコーヒーの話題も色々な知識として入ってくるのですが、それも外に出るのとは大違いですね。
百聞は一見にしかずとはよく言ったものですが、こんなふうに外に出れるのも皆さんのお陰です。 有難うございます。
おかげでより一層良い物が吟味した上で、良い状態で手に入ります。
そして産地にいつも行けることで、皆さんにも実際に飲んでくださるコーヒーの情報が提供できます。
さて、今回訪問したフォルタレーザ農園では、コーヒーの他にサトウキビも栽培しています。とは言っても、
アレックスさんはバイオエタノールを製造する会社に土地を貸しているだけなので、彼自身は何もしなくていいわけで、
サトウキビの苗植えから肥料やり、収穫から上の写真のような重機まで全てがバイオエタノール精製会社の自腹なんです。
貸している土地のサトウキビの出来が良くても悪くても、アレックスさんは毎月一定額が振り込まれる仕組みになっているので、
安定した収入源として得られるわけですね。
一番上の写真が刈り取り作業の様子です。 収穫機が収穫したサトウキビをトラクターの引っ張るコンテナに落としていきます。
まるでブラジルで行われるコーヒーの機械収穫と全く同じ構図です。
このコンテナがいっぱいになると、少し離れた場所で待機している電車のように長いトラックの大型コンテナに上の写真のように流し込まれます。
フォルタレーザ農園の中だけでも、サトウキビのハーベスター(収穫機)が4台、フル稼働で24時間働きっぱなしの状態ですから、
夜でも遠くで収穫作業の音が聞こえます。 正直言って半端じゃない量のサトウキビが農園から毎日、毎日運び出されています。
実はもう雨が降る雨季に入り始めているので、急いで作業員も作業をしなくてはならないのです。
これ以上地面がぬかるむと、トラックが足止めをくらって動けなくなるからです。
実際にタイヤがスリップして作業が困難な状態なのが見て取れた時もありました。
アレックスさんはサトウキビ栽培に携わらなくてもいいので、コーヒー栽培の方に専念できるわけですし、
サトウキビから得られた収入の一部をリスクフリーでコーヒーにまわすことだって出来るわけです。
ねっ! 満開の花を見ては、この笑みですよ。 とっても優しいアレックスさんと、奥さん、そして子供達に温かく迎えられた滞在となりました。
そんなアレックスさんのフォルタレーザ農園のコーヒーは現在販売中なので、是非飲んでみてくださいね♪
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年10月07日 05:37