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瀬戸内国際芸術際2010に行ってきました パート2 (10/13)

昨日の続きで、今日も瀬戸内国際芸術祭2010でみてきた風景をご紹介しようかと思います。
まず今日の一枚目は、コレ。
畑の端にベンチがあり、そこで休みながら「あ~うちのコーヒーを持って来れば良かったなぁ」と思っていた矢先に少女が手作りのポールに登り始めたので、座ったまま慌ててパチリ♪
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豊島タワーと青空と自慢げにポールに上った少女の光景が、なんだか新鮮味をもって目に飛び込んできて、この瞬間を撮らねばと思ったのを覚えています。

僕はコーヒーの買付けで各産地に出向けば、日本ではお目にかかれないような自然を目の当たりにすることはできますが、日本の風景はやはり一番心を穏やかにしてくれます。 出張のない時は、お店で焙煎をしたり、企画を考えたりと、海外の生産者達と連絡を取り合ったりしていますが、定休日に月曜日も家にジィ~っとしてはいませんね。
精力的に外に出て、あらゆるものに目を向ければ、吸収したくなるものばかりです。 
この芸術祭で得た「なにか」も、ミルトンの「なにか」に役だってくれるものだと確信しています。

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豊島の田んぼの一部はすでに稲刈りが終わっていましたが、標高の低い方はまだでしたねぇ。
上と下の田んぼで稲刈りのタイミングが違い、その間に赤い観賞用と思われる蕎麦の花が綺麗に咲き乱れる。

下段の田んぼの向こうに白く見えるのが、17日からオープンの豊島美術館。 海を隔てて見える島は小豆島。
青、赤、黄、緑と目に飛び込んでくる自然の色彩には、脳も穏やかに、でも絶えず刺激されまくりでしたね。

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ちょっと今回はここでの食事を断念した「島キッチン」。 これも作品のひとつ。
この他に巡った作品では、「ビューティー」、「心臓音のアーカイブ」、「ノリとたゆたう」など楽しませてもらいました。
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ちょっと今回は2回に渡って、コーヒーとは直接関係のないトピックでしたが、刺激的な1日だったことは間違いなく、何となくですがミルトンの今後の展開に少なからずとも影響しそうな気がします。 初めて訪れた島でしたが、いやぁ~良かった! 良かったですよ。

芸術祭を紹介してくださったお客様に感謝。 作家さん達に感謝。 島の自然と島の皆さんに感謝。 

最後に、豊島での作品の中で見れずに心残りだったのは、塩田千春さんの「遠い記憶」ですねぇ。
写真を見る限りでは現代アートでありながら、最も人としての作家さんの何というか人間臭さというか、僕には島民寄りの作品に見えたんですよねぇ。 見たかったなぁ。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2010年10月13日 20:36