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マウリシオという男 (12/02)
セロ・デル・シエロ農園では特に最先端技術を駆使して、カップオブエクセレンスの1位や3位を受賞しているわけではないんですよ。
農園内、敷地内を見回しても、どこにも目新しい機材や道具があるわけではなく、そこにあるのは人間と昔から使用されてきた何処の農園にもある農器具だけ。
それでも素晴らしい品質を生みだすわけです。
まぁ~本当にマウリシオさんの人柄がコーヒーににじみ出ているというか・・・
ミルトンのお客様にも大勢のファンがいらっしゃいますが、純粋に美味しいんですよね。
熱意も相当あるんだろうけど、会う度に思うのは本当にコーヒーが好きでやっているんだろうなぁということ。
ビジネスライクではなく、夢中で作ってたら、美味しいコーヒーができちゃいました!的な感覚なんですよね。
ミルトンが買付けする農園のどれもが素晴らしい人と環境の下で作られていますが、それぞれの良さ、個性がコーヒーに表れていると思います。
僕はお店でも、このブログでも農家の話をしますが、そのコーヒーの背景を知って飲むのと、そうでないのとでは、味わいも価値も違ってくると思います。 ミルトンにブレンドが少ないのは、各農園主とそこで働く人間にスポットライトを当てたい思いから、単一畑のコーヒー達ばかりを紹介しているんです。
結果的にお客様が美味しいと感じることが大事ですし、それにプラス、飲みながら風味の特徴をちょっと考えてみたり、農園主の顔を見ながら飲んでもらえれば、味わいがまた変わって面白いですよ。
これからもマウリシオさんとは長いお付き合いをしていきたいですね。
そして彼の念願でもある、日本に来てお客さんに会ってみたい!・・・を実現したいものです。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2010年12月02日 21:36