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アボリジニーアート

アートと聞くとなんだか敷居が高いような気もしますが、みなさんはどのようなイメージをもっていますか?上の絵はオーストラリアの原住民アボリジニーが描く絵画の一つです。現代風にアレンジされたアボリジニーアートに仕上がってはいますけども・・・。

私は母の影響からか幼い頃から絵を描いたり、模写することが好きで、写生大会では小学5年生の時に県議会議長賞を、6年生では県知事賞をいただいたことがありました。絵画教室にも通い油絵をはじめ水彩画などもかじっていました。中学では他の部活への体験入部をすることもなく、美術部にまっしぐら。3年間所属していました。そういった背景もあり、多少なりとも絵を描くことには自信を持っていたのですが・・・。 

今では筆をもつことに多少の不安があります。

初めてアボリジニーの友達が泥や岩石を水で溶かして絵の具がわりにし、枝の先を使って点の集合体のような絵を描くのを見たときには、相当なインパクトを受けました。なぜなら今までの日本で訪れた展示会で見てきた絵画にも、学校の美術の本でも見たことのない不思議な絵がそこにはあったのです。 

それまで忠実に見た風景や物体を再現していた私には、遠近感もない単なる点の集合体で絵を完成させてしまうアボリジニーの友達の絵が何かの暗号のようにも見え、もしかしたら大昔宇宙人との交信をしていた名残ではないかと本気で思った時期もありました。

私が通っていた中学校、高等学校は日本人はおろか、白人も数える程しかおらず、8割、9割の生徒がアボリジニーでした。 そんな彼らが授業中にも関わらず、鉛筆の反対側の丸い端を使って、絵の具で絵を描いてみせてくれた時は、「すっげー!」と素直に驚いていた記憶があります。学校が終わった後も絵を描く友達がいれば、一言も話さず隣でジーっと眺めている日もありました。そしていつしか仲良くなり、絵の中にメッセージが必ずあることも教えてもらいました。数え切れないほどの記号の意味を教えてもらったのに今覚えているのはごくわずか。上記の絵の中心にある二重丸はたしか水場を表していたと思います。

私は今でも油絵をまた始めたいと思い、押入れに道具一式を揃えていますが、冒頭にも書いた通り、なかなか始められないでいます。 今は時間的な問題もあるのですが、絵を描くことに自信のあった自分が、いつしかいなくなってしまったのです。また描き始めても昔のように全く意味を持たない、オリジナリティのない絵を描いてしまうのではないかという不安がそうさせているのかもしれません。

今横浜でルーブル美術館展が開催されています。折角の機会なので、巨匠と呼ばれる方々の芸術作品に触れてこようかと思っています。 そして絵を描くことに弱気になっている自分を奮い立たせて、また絵を描いてみるキッカケになればと思っています。 

皆さんにとってアートや芸術はどういった意味をお持ちですか?
私にとってそれは、奥底に眠る感性を豊かにしてくれる一種の栄養みたいなものですね。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2005年04月20日 02:49