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豆と粉、香りと劣化

ちょっと今回は補足写真付きで、豆と粉について書いてみようと思います。見てもおわかりの通り、上の写真は焙煎した豆をそのまま撮影したものです。下の写真はその1粒を極粗引きで粉にしたものです。

皆さんご周知の通り、コーヒーは「香りが命」。
できる限り美味しいと思うコーヒーを飲みたいですよね。

できる限りコーヒーを最良の状態で楽しみたいと思われている方々は、豆の状態で購入されています。上の写真のように粉の状態で購入してしまうと、豆に比べて何倍も早く香りが飛んでしまい、酸化スピードが早まり、結果的に美味しくないコーヒーを数日後には口にしなくてはならなくなります。更に日数が進むと、酸敗が進み胃がもたれたり、気分が悪くなったりすることもあるのです。

ちょっと過激な表現かもしれませんが粉でコーヒーを購入されるのは、わざわざコルクの抜いたワインをお店で買うようなものかもしれません。でもそんな人はいませんよね。もしご家庭にコーヒーミルがない場合は、一度に大量に購入せず、2週間以内ぐらいで飲みきるような量を購入したほうが良いでしょう (^_^)b

これからはご自宅で「濃縮香りカプセル」を自分で挽いて、香り高いコーヒーを楽しまれることを私達はオススメしますし、これからも呼びかけていこうと思います。ちなみに豆の状態で購入する場合でも、焙煎豆が外気に触れた状態で販売しているところは注意が必要です。豆のままでも香りは徐々に抜けますし、同時に酸化も進んでしまいますからね。

まとめですが、

なるべく焙煎したてのコーヒーを「豆」で買い、
なるべく飲む直前まで豆の状態で保存し、
なるべく新鮮なうちに飲みきる!

これにつきます。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2005年08月25日 10:41