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おいしいコーヒーの条件とおいしいコーヒーのいれ方教室in平生IT教室

10月20日、第3回目のコーヒー教室を平生のインターネット教室のお昼休みをお借りして開催することができました。
(今回のコーヒー教室の写真をとる間もないほど、バタバタしていましたので、今回は写真はなしです)

今回は、「おいしいコーヒーの条件とおいしいコーヒーのいれ方」と題し

実際にペーパーフィルターでおいしく淹れる体験をしていただいたり

丁寧に淹れたときと雑に淹れたときを飲み比べたりしながら

どうすればおいしいコーヒーをご自宅で楽しむことができるかをお伝えしてきました。

もちろん、ペーパーフィルターでなくても、コーヒーメーカーで淹れたとしても

おいしいコーヒーは飲めますのでご安心ください♪

しかし!おいしいコーヒーには絶対に忘れてはならない条件があります。

その条件とは、

第一に「新鮮なコーヒー」であること。

第二に「コーヒーの旨い不味いは生豆で8割がた決まっている」ということです。

ここでいう、新鮮なコーヒーとは焙煎後1ヶ月以内に飲むコーヒーを指します。

焙煎した日にちが確認できないものは焙煎日をお店のスタッフに聞くか、購入を避けた方が無難でしょう。

以前は私も平気で賞味期限が2年くらいあるコーヒーを飲んでいましたが確かに、不味かった~。

不味いコーヒーしか飲んでいなかったのではっきりいってコーヒーが嫌いでした。

第二の条件ですが、生豆(なままめ)だけを見て美味しさを判断するのは至難の業ですね~。

ただの生豆が並んでいたらはっきりいって私もどの豆が旨いか不味いかなんて解かりません。(って、じゃー無理ジャン!) ←一人突っ込み

いえいえ、大丈夫!誰でも間違えずに簡単に美味しい生豆を見分ける方法がありますから♪

それが、ミルトンでもおなじみのスペシャルティコーヒーなのです!

スペシャルティコーヒーという言葉を聞いたことがない方も多いと思います。

日本でもここ2年前ころからメディアや本などでもとりあげられるようになり

ようやく耳にする機会も増えてきましたがまだまだこれから普及するコーヒーなのです。

簡単にどんなコーヒーを指すのかというと、スペシャルティコーヒーは、従来のプレミアムコーヒーや

一般のコーヒーの評価のように産地名(高山地域が良い)や豆のサイズ(大きいものが良い)などで

格付けされず、純粋にコーヒーの味、クオリティをみて評価しているため、不味い成分を一切含まない

優良のコーヒーなのです。

ですから、スペシャルティコーヒーであることが間違いなければ第二の条件はクリアーされます。

だったら、どこのコーヒー屋さんでもスペシャルティコーヒーならいいってこと?

ま~間違いではありません。 まだ取り扱っているお店が少ないので、取扱店を

探すのは大変かもしれませんね。

それが、一気に広がらない理由でもあるのだと思います。

後は、鮮度が重要になってきます。

焙煎して日にちが経っているコーヒーをそのまま売っているお店がほとんどです。

焙煎日をお店の人に聞いてみるのも手ですが、焙煎されている豆をじっくりみることや

香りを嗅ぐことである程度判断はできるので、自分自身で確認してみることも大切です。

豆をみるときのポイントは、油が浮き出ているか。深入りの豆は油がでやすいのですが

基本的に油が出ていないほうが良いです。

次に、香りです。酸化した豆には酸化臭があります。新鮮な豆の香りを嗅ぐようにして

酸化臭を嗅ぎ分けれるようにしましょう。

これで、あなたもおいしいコーヒーをゲットできるはずです。

今度は、おいしいコーヒーのいれ方です。

こちらは細かいことを言うと話が長くなってしまいますので、

次回、動画もしくは画像をふまえながら説明をしましょう。

ただ、全て共通して言える事は、コーヒーの量と水の量をきちんと量ることです。

先ほどの条件とこのことさえ守ればいつでも誰にでもおいしいコーヒーは淹れれます。

では、正しい量とは、コーヒーは1人分を淹れるときは20グラム使用します。

それに対し、水は100から150ccまでです。

1人増えるごとに、豆は+10グラム、水は+100ccと覚えておきましょう。

 

 

wrote by はるちゃん : 2005年10月22日 11:36