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ハリケーンの直接被害はなかったけれど・・・
エルポルベニール農園のセルジオさんには、お店でお会いしている方も多いと思いますが、
先日のハリケーンの間接的な影響からか、彼の農園に大雨が降ったらしいんです。 例年にないぐらい大雨で、
土壌流出があちこちであったようなのですが・・・ そのせいで、
労働者のみんなで作ったばかりの貯水槽の壁にヒビがぁ~~ あ~こわれちゃう~~~~!!!
壊れちゃいました・・・
収穫したコーヒーは綺麗な水で処理しなければならないので、その必要性から彼らが作り上げたタンクだったのに、自然とは容赦ないものです。
壁が崩れて、泥が入り込んでしまっています。 彼らのたくましいところは、このタンクが崩れた後直ぐに別の対応策を打ち出し、
実行し始めているというところ。 コーヒーが収穫され始める12月までは、まだ数ヶ月時間がありますが、テキパキとやらねばならないことを、
確実にこなしていく姿が素晴らしい!と僕はいつも感心しっぱなしなんです。
この状態では、ちょっと使い物にならないですねぇ。 人力でスコップを使って結構深く掘り進んで作った貯水槽だと知っている分、
なんだか寂しい気もしますが、なんとかしてこれも補強して綺麗な水を貯えられるようにするのでしょう。
二つのハリケーンが今のところカリブ海を通過し、ニカラグアでは直接の被害がなかったにしろ、
土砂災害が大雨が降れば起こるのは当たり前です。コーヒーの苗木たちは無事なのか???と当然心配になっていましたが、
そこはこちらの気持ちを察したのか、芽が出たばかりの苗達に被害はでていないようでした。
勢いよく成長している様子が↓の写真でも見て取れますね。 セルジオさんも、
労働者の皆さんもホッとしているところでしょう。 彼以外の農園でも被害は出ていないと報告を受けています。
自然と向き合いながら営まなければならない農業は、大変な職業ですよね~。 いつもそう思います。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2007年09月16日 19:10