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15:22
お客様から嬉しいお手紙がありました
なぜだか自分でも分からないのですが、
いつの頃からかメディアなどで紹介されてもブログ内でお伝えしなくなりました。 ミルトンが忙しくなってくると、取材が多くなったり、
メディア関係の方々と打ち合わせをする回数が自ずと増えてきたのは確かで、
「すべてをホームページ上に載せて皆さんにお知らせすることが不要かもなぁ~」と思ってきたのかもしれませんねぇ。
同時にメディアに載ったことを毎回ブログでお伝えすること自体が、僕の中ではなんとなく自分らしくないかも・・・
といつしか思い始めたのも事実で、
ミルトンのブログにはミルトンが皆さんにお伝えしたコーヒーのお話を載せてお伝えしていきたいと思っているわけです。
今日のブログではあえて触れてみたいと思います。
実は今月の地元のフリーペーパー「HABAHABA」に特集、
というかインタビュー形式の記事が載ったんです。 遠方のネット注文されるお客様は、来店していただくことが難しいので、
こういったフリーペーパーなどを、ご注文いただいたコーヒーと一緒にお送りしています。
なにげにミルトンのコーヒーは県内外の各業界で有名な方々のお客様もいらっしゃるのですが、先日もとある有名な画家の方から、
素敵なファックスレターを頂きまして本当に感激しましたので、ご紹介したいと思います。
HABAHABAの記事にも記述してあることなのですが、
皆さんもご存知のようにミルトンのコーヒーの買付けは品質を最優先にして買い付けていることはもちろん、
産地の生産者との蜜な関係と長期に渡るビジネスを保っていこうと取り組んでいます。 だからこそ、
ミルトンのコーヒーはどれを飲んでもらっても安定して高い品質を保っていられるのです。
その画家のお客様からは、ミルトンのコーヒーへのお褒めの言葉の後に、
「日本の絵画業界の旧態依然の腐敗ぶりは手の付けようがなく、まじめに描く者にとってはこれほど残念なことはございません。」、
「どなたかもっときちんとしたシステムをつくって、佳い作品を適正な価格で、本当に好きな方に渡るようにしてもらいたいものです。」
と綴られていました。
僕が何に感動したか・・・ それは画家のご主人が同じく画家の奥様に伝えられた言葉です。
僕に対して、「画商さんになって欲しかったね」とご主人が奥様に伝えられたそうです。
どの業界でも過去の古いシステムに囚われ、本質やお客様が支えてくれての商売ということを見失っている感が強いと思っているからこそ、
僕は昔ながらの国内のコーヒー業界に囚われず、自分の目と足で世界を見て、
信じて購入してきたコーヒーを皆さんにお届けしたいと考えています。
画商さんになって欲しかったね・・・という言葉をくださったということは、
物を丁寧に作る者とそれを満足されるお客様の橋渡しをミルトンがしていると理解してくださっているからだと思い、
ミルトンの活動に対する業界を超えての褒め言葉ととりました。 しかも、まだお会いしたこともない遠方のお客様が、
ミルトンの活動をご理解してくださっていることが、更に嬉しかったわけです。
自分の目の行き届く範囲、またはその時の身の丈にあったレベルの仕事しかできませんが、
それが逆に今の仕事の内容を濃くしていくことに繋がっているようですし、そのことがミルトンのお客様に安心感を持たせていることのようです。
今のミルトンを支えてくださる、こういったお客様と一緒に成長できたらいいなぁ~と思いますね。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年06月04日 15:22