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18:58

時差ぼけが直りませんが、とりあえずコロンビアの開花の様子をどうぞ♪ (9/8)

コロンビアから一昨日戻りました。 
今年のコロンビア訪問と農園巡りも結構勉強になりましたし、コロンビアのコーヒー産業全体も以前より詳しく把握でき、 大きな収穫がありました。

今日は今回訪問したいくつかの農園で撮影したコーヒーの花の写真に特化して、皆さんにご覧頂こうかなと思います。  コロンビアはケニアと同じく二期作できるので、当然年に2回の収穫が見込める産地なんです。 他の産地は年に一度の収穫です。
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上の写真はその二期作を物語っている枝ぶりなのですが、根元の方に現在収穫の赤い実、その先には次に収穫予定の青い未熟の実、 その更に先には花が咲いているのが見え、更に枝の先端には次の花になるつぼみが見えます。
一本の枝にこのような状態が成り立つのも、雨期・乾期が年に2回あるからなんです。  だから他の産地ではこのような実や花のつき方はしません。

こんなバラバラの実のつき方だと、手摘みするにも結構気をつかわないと、完熟した実だけを収穫することはできませんよね。 だからピッカー (摘み取り作業者)には、徹底した教育が必要になってくるんです。 でないと、青い未熟豆も沢山収穫されてしまいますし、 青い未熟豆を取ってしまうと、次の収穫分が無くなってしまうことになります。

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1本の枝の話を上でしましたが、例外もありまして日陰で育つコーヒーの木は、他の産地同様に一斉に花を咲かせます。  炎天下で育つコーヒーの木の方がバラバラに実がつきやすいので、収穫作業が一層難しくなるわけです。

上の写真をクロースアップしたものが、↓コレ。 何度嗅いでもいい香りで、僕がこのジャスミンのような香りが大好きで癒されます。
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↓の写真も一斉に咲いていますねぇ~♪ 真っ白でわりと肉厚の花びらなんですよ。
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これだけいい香りが山を覆うと、昆虫だって黙ってはいませんよ!
あたり一面、ブーン♪ ブーン♪ とミツバチの羽ばたく音の大合唱です。
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この子なんか、一生懸命頭を突っ込んで蜜を探しています。 農園によってはハチミツを採取しているところもありますが、 あまり本格的にはされていないようです。 こんなにミツバチが居るのに、もったいないなぁと思うのですが、 なかなかミツバチを育てるのも大変みたいで、農園主達もコーヒー業に徹している様子。
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もちろんミツバチが蜜を求める場所には蝶もいるわけで、こちらも盛んに蜜を求めてヒラヒラと沢山飛んでいましたよぉ~。
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皆さんが飲んでいただいているミルトンのコーヒーは、こうした昆虫や雑草までも育つ低農薬、または無農薬の畑で栽培されています。  コーヒー産業も大量生産の流れがある中で、あえて自然と共存しながら、 口にしたときに美味しいと感じるコーヒーを丁寧に作ってくれる農家もあり、 そんな彼らとミルトンは一緒につながりを持ちたいなぁ~と思う次第です。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年09月08日 18:58