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コロンビア出張のひとこま (9/27)

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9月初旬に行ってきたコロンビアですが、出荷体制が現地で整いまして、運ぶ船を捜している最中です。 昨年よりコンテナ輸送量が高くなってしまいましたが、円高のおかげでプラマイゼロといった感じでしょうか。
昨年買い付けた量よりも今年は数割増しで輸入しますが、全て真空パックなのはもう当たり前で、今年の大きな一歩は何と言っても、農家単位で購入を始めたことでしょうか。 
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昨年までは農家同士が作る組合のような組織のコーヒーでした。
言ってみれば、各農家のブレンドといった感じでしょうか。 
2009年は各農家ごとの各ロットごとにカッピングして、その中から最良のものを購入したものばかりが届きます。
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産地では毎回、一日何十サンプルもカッピングしますが、ミルトンのお店でも毎日十数回カッピングしているので、産地ではちょっと量が増えた感覚で対応できます。 とは言っても、集中力を使うので一日中カッピングすると体力の消耗も激しいのですが・・・ 結構疲れますよ、これ。

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今回訪問したどのコーヒー農園からも、アンデス山脈の尾根が見えるあたり、「あ~コロンビアに来てるんだよなぁ」と実感させられます。 写真やビデオには収められなかったのですが、プロペラ機で国内を移動中に、5000メートル級の山に万年雪がかぶさっている様子は圧巻でしたね。 見とれすぎて写真を撮ることさえ忘れてしまいました。

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さてこの果物、日本では見たこと無い方も多いと思いますが、Lulo(ルロ)っていいます。
果物が比較的豊富に手に入るコロンビアですが、その中でも若干高めの価格設定になっているのが、このルロ。 コーヒー農家達の中には、ルロを作っている人もいますし、近隣の農家がコーヒー農園の近くで作っている光景を良く見かけました。

大きさはみかんぐらい。 外観の見た目はみかんと柿の中間といったかんじでしょうか。 
中身はというと、なんとも表現しにくい見た目ですが、味はみかんとパッションフルーツを足して2で割ったような味と香りで、酸味がほどよくきいています。 ジュースにしてよく飲まれていますし、農家を訪問する度に、ルロのジュースを頂きました。 

各コーヒーの産地に行く度に様々な経験ができ、体力との勝負の場面もありながらも、いい経験をさせてもらっている気がします。 当然、美味しいコーヒーを探しに行くわけですから、来年ももちろんコロンビアには行って、もっともっと農家との繋がりを強めていきたいと考えています。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2009年09月27日 13:18