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ラ・ベンディシオン農園は素晴らしかった! (2/25)

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25日の朝は早かった! 6時にホテルを出発し、今滞在している町、オコタルから一番遠い場所に位置するラ・ベンディシオン農園に向かいました。 そう、今も販売中のラ・ベンディシオン農園です。 道中のローカル定食屋のような場所で朝食をとり、農園主のルイスさんの運転で、更に奥地へ向かいました。
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まだ朝方のモヤがかった状態のラ・ベンディシオン農園でしたが、今まで訪問してきたニカラグアのコーヒー農園とはまた違った雰囲気と、異なる気候を目と肌で感じました。 標高は1200メートル以上ありますが、拓けている場所にコーヒーの木が植えられている為、他の農園のように急勾配のコーヒー農園というイメージは全くありません。
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ルイスさんがこの農園を購入した時点から、几帳面なルイスさんの性格が農園に反映されているのが良くわかります。 様々な農園に行きますが、それぞれの農園主の性格のようなものも、少なからず農地に表面化されているような気がいつもします。
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ラ・ベンディシオン農園主のルイスさんがいつも農園に滞在することはないため、管理はホワンカルロさんに任せています。 農園主と管理マネージャーの意見交換、意思疎通が大切なのは言うまでもありませんが、ラ・ベンディシオン農園でもそこはスムーズに行われているようです。
ちなみに、ルイスさんは僕達が訪問する他の農園にも一緒に同行してくれているのですが、その際に自分の農園にも役立つような情報を得られるわけです。 それを次々と活かして、瞬く間にレベルの高いコーヒーを作りだしているわけですが、やはり経験の積み重ねも必要なことはルイスさんも一番理解しているようです。
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広大なラ・ベンディシオン農園の中でも、ミルトンのお客様に飲んで頂いているコーヒーは、上の写真の区画10番ラ・アシアンドと呼んでいるロットです。 ルイスさんが農園主になる前のオーナー時代からコーヒーが栽培されている場所で、コーヒーの木々も若干古木の域に達してきています。
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ただし、土壌がいいのでしょうね。 下の写真のようにどこを掘っても、こうした粒状の肥沃な土が顔を覗かせます。 正直、ラ・ベンディシオン農園の今回の訪問で一番感心した箇所かもしれません。 とにかく土壌に恵まれていることは間違いなさそうです。
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今日は朝から2名の兵士を護衛につけて農園散策をしていたわけですが、僕達の前に一人、後ろに一人と、いつも守ってくれていたことに感謝したいと思います。
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そして、こんな遠くまで、いくら自分の農園見学とは言え、僕らを連れて案内してくれたルイスさんにも感謝。
僕の風味に関する改良点もこれから積極的に試みてくれると約束してくれるあたりが、信頼できる人だと感じますし、エル・ポルベニール農園のセルジオさん同様に、相当お互いの信頼関係が築けてきていると今回も思いました。
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今夜はルイスさんのご招待の夕食会です。
ラ・二ーニャの影響からか、ただいま土砂降りの雨です。 乾期にこんな雨は初めてですが、たまには雨もいいもんですね。
晴れていても、雨が降っていても、今夜の夕食会は楽しいものになるでしょう。
今日も早朝からルイスさん、有難うございました。

wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2011年02月26日 08:48