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ルイスさんのもう一つの農園 ウン・レガロ・デ・ディオス農園 (2/26)
2日前のセロ・デル・シエロ農園に向かう前に立ち寄った農園がルイスさんの所有するもう一つの農園、ウン・レガロ・デ・ディオス農園だったのですが、ここの農園のコーヒーは現在取り扱いをしていないので、ご紹介を後回しにしました。
ここの農園も昨日のラ・ベンディシオン農園同様に、ルイスさんの几帳面さがはっきりと出ている農園で、コーヒーの木の管理から、ココで働く労働者の過ごしやすさの改善、清潔な環境の構築と、ありとあらゆる部分が以前よりも改善されています。
今回はウン・レガロ・デ・ディオス農園で撮影できた、「コーヒーの収穫から乾燥場手前までの工程」をざっくり写真でご紹介したいと思います。 使用される機械類は農園によって様々ですが、大まかな工程は似たようなものなので、コーヒーのできるまでの一部分を見ていただけたらな、と思います。
まず、完熟したコーヒーの実を摘み取ります。
摘み取られた実は袋につめられます。
各摘み取り作業者から集められた実はトラックで、山のふもとの作業場に運ばれます。
運ばれてきた実は一旦、大きな箱に集められます。
箱の中はこんな感じ。
箱の底から落とされたコーヒーの実は軽い中身スカスカの実と、実の詰まった重い実に比重選別されます。
選別された重い実は、果肉除去装置で殻のついた種の部分と、果肉・皮に分けられます。
分けられた種の部分は、醗酵させるためにタンクに集められ、ある一定時間このタンクで寝かしておきます。
寝かされた殻つき種は用水路で、洗浄、精度が高められ・・・
山のふもとの乾燥場に運ぶ前に軽く乾燥させておきます。
薄くコーヒーを広げていき、殻の表面だけでもすばやく乾燥させます。
この後、トラックによって乾燥場に運ばれ、乾燥させた後にやっと殻を脱穀し、輸出されていきます。
どうです?ちょっとコーヒーのできるまでが理解できましたか?
かなりアバウトに紹介しましたが、これら一つ一つの工程が雑に行われてしまうと、途端に品質が落ちてしまうので、全ての作業が重要なんです。 本当はミルトンのお客様にも見ていただきたいし、ちょっとだけでも体験作業をして頂きたいなぁと思っているのですが、結構感動すると思いますよ。
ちょっとブログが長くなりましたね。 今日26日は農園には行かず、買い付けるコーヒーのカッピング作業に徹します。
皆さんに美味しいコーヒーを届けないといけませんからねぇ。 真剣にカッピングしてきます。
wrote by ミルトンコーヒーロースタリー : 2011年02月27日 00:13