15:17

SCAJ2006 ワールドスペシャルティコーヒー・カンファレンス2006 開催

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Cut2006_0805_1450_12 明日(8月6日)から数日間東京に出かけてきます。  東京国際フォーラムにてイベントがあり、 各コーヒーの産地国から代表の方々が来られ、 その国のプレゼンテーションが行われたり、 各国のスペシャルティコーヒーが試飲できたりと業界の方から一般の方まで楽しめるイベントが開催されます。 対象は業界の方がメインのようですが、昨年は一般の方々も多くいらっしゃっていたようですよ。

僕は昨年に引き続きニカラグアのブースの担当をしに行ってきます。5月にニカラグアにも審査会で行ってきましたが、ニカラグア・ スペシャルティコーヒー協会の方々とも和気藹々と会話が弾んだので、今回のカンファレンスでも意志の疎通は全く問題ないでしょう。  

やっぱり遥々遠い日本の地に来られてまで、自国のコーヒーを知ってもらいたいと願っている方々ですから、 消費国側の僕らとしてみれば何かお手伝いできればと思いますねぇ。 生産国側から見れば、 消費国側の反応というのがとても気になるでしょうし、今回のコンファレンスで何かしらの手ごたえを感じてもらえたら・・・と思います。  少なくともニカラグアのコーヒーは非常に上品な風味特性を持っているので、日本人には好まれるコーヒーなのは間違いないですね!  あとは知名度を多少高めるぐらいでしょうか。

wrote by だいちゃん : 15:17

11:23

コーヒーの若葉がこんなに大きく!!

コーヒーの木 7.27
ミルトンで植えたコーヒーの芽も双葉がパッチリ開いています。奥の芽なんかはなんと!三つ葉の双葉なんです。  まだ豆の殻がくっついて、これから双葉を広げようとしている芽も中央に見えますね。  毎日お客様にも見守られている幸せな新芽達です。

右の写真は神奈川に住んでいた時から育てているコーヒーの木なのですが、 産地に出向いて養分の話を聞いてから栄養を変えた途端に産地と同じぐらい大きくて青々した見事な葉が茂りだしました。  昨年までの倍の葉の大きさはあります。 やっぱり土の栄養って大切なんですね。 この調子で花が咲いたら、 今度は実を太らせる肥料をあげてみようと思います。 「おぉ~農園ツアーに行って勉強してきたことが日本でも役立ってるよぉ~。」 と自分で思ってたりしています。

wrote by だいちゃん : 11:23

23:24

焙煎機についてちょっと・・・ 焙煎業者向けの話かな・・?

032 現在ミルトンで活躍している焙煎機は、 それはもう小さいものでして、 おかげで朝から晩まで1日中焼いていない とご注文に間に合わない状態です。  たまたまその話をいつも来店されるある会社の会長さんと話ていまして、 その方いわく機械はすり減らすほど使い込んで意味があるとのこと。大型の機械に投資したはいいけど、 1日数回しか使わないのであれば、1回の使用あたり投資額に対するコストは高くつくというお話でした。 僕も大型の機械を投入するからには、ブンブンフル回転するぐらいにしたいですねぇ。

どちらにせよ今の状態では対応しきれないので、いよいよ大きめの焙煎機を導入しようと、方々に見積もりをとったり、 情報を収集したりしている日々を送っているのですが、予算面のこともあるので、現段階では状態の良い中古機を検討しています。 とは言ってもなかなか日本にはないので、ヨーロッパとアメリカの中古機市場を日々チェックしながら、チャンスをうかがっています。

実は一台いい中古機がヨーロッパにあったのですが、現地の業者と連絡をとりながら、分解してもらい塗装を剥がしたり、 付着している汚れを落としてもらっていると、肝心要のドラムに亀裂が見つかってしまいました。 まさに今日(7月12日) 連絡がきた出来事ですよ。 修復不可能ということで諦めました。  うぅ~ このブログを読まれている方で中古の焙煎機を購入しようとお考えの方は、 絶対にサンドブラスターなどを使った分解掃除してもらった方がいいですよ! 僕もそれをしてもらって初めて亀裂の事実を知ったわけですので・ ・・

それにしても、先の話に戻りますがお客様からは色々なことを学ばせてもらっています。毎日が学校では習わない課外授業といった感じです。  スポンジのようにたくさん吸収していきたいですねぇ。

wrote by だいちゃん : 23:24

13:13

ミルトンのコーヒーの新芽アップデート

DSCF0002 先日コーヒーの木の芽が出たところを写真に撮って掲載しましたが、左の写真が今の状態です。 

 すごいでしょぉ~~!!緑色の爪楊枝に、コーヒーの豆を刺して、土に立ててるような感じでしょ。 気がついたら、 ニョキニョキ生えてきてて愛着が湧きます。

 一番奥の芽なんかは、そろそろ若葉が出てきそうな勢いです。  ミルトンのこのホームページのトップにコーヒーの木の若葉がたくさん生えている画像を使用していますが、 あそこまで密集した状態にはなりそうにないですが、瑞々しい若葉がお目見えするのも時間の問題のようです。

wrote by だいちゃん : 13:13

00:07

コンビニでもスペシャルティ?

無題  以前からお客さんから、コンビニでスペシャルティコーヒーを売っていたような気がします・・・ と聞いていたのですが、今日それを発見!セブンイレブンオリジナルのコーヒーらしいのですが、 そのコーヒーの売り場だけ少し高級感らしさをだして販売していました。

 価格は破格の200g450円なり。 ん~スペシャルティコーヒー程の良質なコーヒーがこの価格で、 しかも全国のコンビニに出せるほど産地から量を確保できるのかな??と疑問にも思いましたが、 取りあえずセブンイレブンのHPをチェックしてみました。

 ミルトンのHPでも書いているような内容が目につきますが、一部の内容に??と感じる部分もあり、また「ライバルはコーヒー豆専門店」 というキャッチフレーズにも目が止まりましたね。 実際のパッケージの裏を見ると製造元は・・・あ~UCCさんですか・・・

スペシャルティと名乗るコーヒーがある以上、飲まないわけにはいきません!後で店の近くのセブンイレブンに買いに走って、 カッピングしてみようと思います。

それにしても嬉しいことですよ。 このコーヒーの味はどうであれ、スペシャルティコーヒーという名前がコンビニ伝いで、 もっと世間に認知されるようになっていくでしょうからね。 

wrote by だいちゃん : 00:07

19:58

アフリカのザンビアから届きましたよ

zambica_label 今日 (6月26日)からアフリカのザンビアから届きましたザンビカ・エステート・ホークを販売開始します。  早速店頭でも購入されていかれたお客様もいらっしゃいますが、ミルトンにあるコーヒーの中でも一番深煎りにしてあります。  深煎りコーヒーと聞くと、「あ~苦そう!」と想像されるかもしれません。 実際の黒い豆を見られても、 そう思ってしまうかもしれません。 飲むとどう感じると思います??

 口に含んだ瞬間、「あっ!やっぱり苦いかも・・・」と感じるのですが、それはすぐに消えてなくなり、まろやかな口当たりと、 甘さを含んだふくよかなボディが口いっぱいに広がります。 このコーヒーはフルーツやチョコレートのような風味を楽しむよりも、 その液体の質感を楽しめるコーヒーです。 

 実は僕はこのコーヒーの的確な焙煎ポイントを見つけられなくて、入荷していたのに販売していなかったんです。  数日前に実は焙煎の大きな大きな発見があり、 おかげでザンビアのコーヒーも深煎りにしても苦くならない仕上がりにもっていくことができたのです。  ザンビア以外のコーヒーもこの焙煎方法に切り替えたところ、今までより格段にスッキリとした透明感が出て、 フレーバーが更にハッキリと出るようになりましたよ! 僕のなかでは、 ミルトンのコーヒーの味を更に大きく前進させた驚きの発見だと思っています。 

zcga-manager  ←この写真はザンビアのコーヒー生産者団体ZCGAのジェネラルマネージャーさん達とお会いした時のものです。このZCGAは、 ザンビア中のコーヒー生産者と世界のマーケットをつなぐ役割をもっていて、 全ての農園はこの団体に登録しておかなければならないのです。 しかも国の法律で、 この団体を通さないと市場で販売できないことになっています。 まさにザンビア・コーヒーを語る上では、 外すことができない団体なのです。 小さな農園の方々にとってみれば、個人でバイヤーを探すことは至難の業でしょう。 ザンビアにはやはり、こういった組織が必要なのですね。 いつかザンビアにも行ってみたいものです。

wrote by だいちゃん : 19:58

11:40

芽は出ましたが・・・

coffeeshoot2  先日お伝えしました芽がここ二日間のポカポカ陽気のせいか双葉を出してきました。  双葉を見て思ったのですが、なんとなく自分の知っているコーヒーの双葉と形が違うんですよねぇ・・・。  品種によって双葉の形が大きく異なるのかまでは知りませんが、ちょっとばかりコーヒーとは他の植物ではないかと、 疑いはじめました。

 コーヒーの生豆をそのまま植えただけで本当に芽がでるのかなぁ・・・と思ってしまいますが、もう少し様子をみてみようと思います。

wrote by だいちゃん : 11:40

19:22

コーヒーの芽がでたぁ~~~~ ヽ(@o@)/

CoffeeShoot ご来店のお客様との会話の中に、 コーヒーの木を育てた経験をお持ちの方が多いことに驚かされます。  そして共通して、「枯れてしまいました・・・(;_;)」 と言われます。 日本で育てるのは本当に難しいですよねっ。  僕も店先に1本育てていますが、 冬の間は暖房のかかった室内に置いて育てていました。

 実はその店先に置いているコーヒーの木の鉢に、こっそり焙煎する前の豆を10粒ぐらい植えていたのです。 しかも12月の終わりぐらいにです。植えた本人がすっかり忘れていたぐらいで、朝の水やりをしている時に発見!!  
これはもしかして・・・まさか・・・?と興奮してしまいましたよ。

 しかも、通常コーヒーは、殻(パーチメント) のついたまま土に植えるのですが、芽が出ることはないだろうと思い、殻のついていない普通の豆の状態で植えたのです。 実はこれ・・・ ニカラグアのカップオブエクセレンスの豆から出た新芽なんです。 これから面白いことになってきそうです。  もう一つのプランターにも種豆を植えているのですが、こちらは殻のついたまま植えました。 さていつ芽が出ることやら。  無事大きくなってきたら、お客さんにお配りしたいですねぇ~。 

wrote by だいちゃん : 19:22

19:18

コーヒープレス利用人口急増中!?

Green_Coffee_Sourcing_8.1まぁ、 急増とまではいかなくとも確実に地元ではプレスを使ってスペシャルティコーヒーを楽しむ人が増えてきていることは確かですね。  

昨日は来られたお客さんに、試飲と同じコーヒープレスで淹れたコーヒーと、 ペーパードリップで丁寧に淹れたコーヒーを飲み比べてもらいましたが明らかにコーヒープレスで淹れた方が、 まろやかで香りが良い!という結果に。  両方の抽出方法で淹れたコーヒーを並べて飲み比べると、良くわかりますね。もちろん、 そのお客様もコーヒープレスを買って帰られました。

最初はコーヒーメーカーをご利用のお客様も、コーヒープレスへ移行されているあたり、 コーヒー豆の旨味成分を十分に楽しめるプレスの方が美味しいと感じていらっしゃるのでしょう。 あと、 女性のお客様にはコーヒーメーカーよりも後片付けが簡単! と良く聞かれます。 
この簡便性も主婦には嬉しいポイントかもしれませんね(^^)

割引価格で販売中!! コーヒープレスのご購入はこちらから

おいしくコーヒープレスで淹れるコツ 

wrote by だいちゃん : 19:18

19:36

嗜好品だからこそ、いいものを・・・

coffee1  「おいしい・・・コーヒーは嗜好品だから、できるだけ美味しいものを飲みたいわ」
今日来店されたご婦人が試飲コーヒーを飲まれた後に言われたお言葉なのですが、とても身の引き締まるセリフで僕の頭に残っています。  

価格帯ももちろん毎日楽しめるようでないといけませんが、 それ以上にコーヒー豆屋さんに来られるお客様のほとんどは、 コーヒーの本当の美味しい味を求めていらっしゃるのだと日々感じます。  そうでなければ、スーパーやディスカウントストアで購入されているかもしれません。

スペシャルティコーヒーは、特別な風味特性をもっていることが前提のコーヒーです。 当然、美味しくないコーヒーであってはならないのです。  せっかく農園からサンプルを取り寄せ、美味しいコーヒーのみを厳選して輸入しているのですから、今日のご婦人も含めファンの皆様に 「いつも飲んでも美味しいですね」と言われ続けられるよう努力し続けることが大切ですよね。  今日の印象的だったお客様の一言でした。

wrote by だいちゃん : 19:36

09:54

Cupping(カッピング)のレベルアップが、焙煎のレベルアップに・・・

Coffee_Bean_Structure   日々変化・ 進歩しているミルトンのコーヒーですが、僕がコロンビア審査会から戻って来てから更に美味しくなってきましたよ!  今まで生豆の内部構造の説明など聞いたこともなく、参考書や事典、雑誌やインターネットからの知識だけでしたが、 農園ツアーや他の国際審査員の方からの詳しい話を聞いているうちに見えてきたものがあるのです。

それらの話を帰国の飛行機の中や、お店に戻ってきてからも頭の中でグルグルと考えが浮かんできて、 その考えを元にコーヒー豆達に接していると、コーヒー豆って本当にデリケートな農作物なんだなぁとつくづく実感させられますね。  高品質の豆を焼けば美味しいコーヒーができる!なんて簡単なものではないと明確に理解できました。  コーヒー豆を取り扱う上で、植物学や科学なども必要なんだと痛感しています。

Cuppingコーヒー豆を焙煎する方法というのは、世界中の焙煎職人があ~でもない、 こ~でもないと試行錯誤を繰り返しながら、日々の進歩を図っているわけで、100% この方法が正しいというものは残念ながら発表されていません。 焙煎する人や機械によって焙煎方法が異なるので、 同じ豆でも味が違ってくる・・・という結果が出てくるのです。 

ただし、収穫されて1年未満のニュークロップ(新豆)、特にスペシャルティコーヒーを焙煎する方法は、 それほど多くの方法があるようには今のところ思えません。  今回の出張で僕の疑問に思っていた焙煎の仕組みや熱源との関係がクリアになってきたことで、 僕の焙煎方法を多少変化させてみましたが、思っていた通りの味が表現できるようになりました。 

とは言ってもやはり、現在の焙煎機では色々な面で限界があるという事もはっきりと解ってきたので、 将来的には現在の問題点を改善できる焙煎機を導入する予定です。

各焙煎後にカッピング を行い、 その都度自己調整をしていくことは皆さんにレベルの高いコーヒーをご提供する上でとても大切なことですし、 これをせずして焙煎のレベルアップも有り得ないように思えてきた今日この頃です。

wrote by だいちゃん : 09:54

19:41

コーヒー通な子供たち

今日は私の甥姪たちのお話です。

私がコーヒーの仕事に携わるようになって、 私の家族も普段の生活にコーヒーを豆から挽いて淹れることが当たり前となっています。

その為、自然と姉の子供たちも4、5歳の幼い子供の頃からコーヒーにふれる機会が多く、 彼らにとっても同じことが言えるのです。

ある日のことです。

姉の子供たちも連れて車で出かけていました。途中、 事前に用意していた水出しコーヒーを私たち大人が飲んでいると子供たちも「飲みたい!」といいだしたのです。 私はコーヒーは子供は好きではないと思い込んでいたので正直ものすごく驚きました。

それも、ブラックで飲めるんですよ!!

私たちのコーヒーを「おいし~い。」っていってくれて、 コーヒー豆をそのまま食べている姿に驚かされたこともありました。

どのコーヒーでも好きなのかと思い姉に聞いてみたところインスタントコーヒーなどはいつもと違うと言って飲まないというのです。

子供でもコーヒーの味がわかるんですね。

wrote by はるちゃん : 19:41

11:59

ダメ豆君たちは何処へ  ~消臭袋消滅の危機!~

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(左写真はスペシャルティコーヒーを取り扱う前に取り除いていた豆たちです。 あまり見てていい豆ではありませんね・・・)

ダメ豆君??? 
ダメ豆(欠点豆)=「飲用に使われない豆」のことです。 もうご存知の方も多いかもしれませんね。

使用できない豆とは発酵、虫食いなどをおこした豆で、 ダメ豆が含まれたコーヒーを飲むと不味いだけでなく胃もたれを起こすなど悪影響もあることは以前の記事にも書きましたねっ♪ 

以前取り扱っていたプレミアムコーヒーも品質自体は良い方でしたが、 どうしてもダメ豆が含まれていました。そのため焙煎前と焙煎後にダメ豆を取り除く作業(ハンドピック)をしなければなりませんでした。

サービスでつけていたコーヒーの消臭袋は、わざわざ焙煎しているの?っと色々な方から聞かれますが、 実はダメ豆を使っていたんですね~。 

ところが、スペシャルティコーヒーに全商品を代えてからはダメ豆がほとんど含まれておらず、 滅多にハンドピックをすることもなくなってしまいました。 当然なかなか消臭袋用の豆が集まらないわけで・・・ ミルトンから到着した商品に消臭袋が同封されている時は、ラッキー!?ということで。  

さて、 どうして通常の流通コーヒー豆とスペシャルティーコーヒー豆でこうもダメ豆の含まれる量が違うのでしょう?

通常の流通豆とスペシャルティコーヒーでは、苗を育てる時点からすでに異なりますが、 収穫時の作業と精製処理も非常に大きく異なるのです。 これはスペシャルティコーヒーの美味しさの秘密にも繋がりますが、 完熟した豆のみを収穫・選別し、それら精製された品質の非常に高い豆のみが麻袋に詰められ、我々の元に届くわけなのです。  しかもミルトンは産直で豆も新鮮だから、香りも良い!

簡単に言ってしまえば、「現地で入念に精度を高められた最高品質豆」 がスペシャルティコーヒーで、ダメ豆君たちが少ない理由でもあるのです。 

大人気の消臭袋が皆さんに常にサービスできないのは残念ですが、 ダメ豆が含まれない綺麗で美味しいコーヒーを仕入れ、お届けできることはとても良いことです。 消臭袋消滅万歳!? (笑)

wrote by はるちゃん : 11:59

00:39

2005年 ミルトンのコーヒーライフ

クリスマスが終わると一気にお正月模様に切りかわるのは日本得特のものですね。 ミルトンのホームページの表紙もクリスマスから一転、お正月模様に変わりましたよ。気付いてもらえましたか?

さて、今年も残りわずかとなりましたので、ここで1年を振り返ってみようと思います。 とは言っても、 本格的にネット販売を始めてから9~10ヶ月程度なので、丸一年を振り返えることはできませんが・・・

2005年はミルトンコーヒーロースタリー、 そして母体となる有限会社ユニジナルとしても開業したという記念すべき年です。 行政書士に頼らず会社設立を試みてみたり、 業者に頼らずホームページを作ってみたりと、自分自身で全てをこなしてしまおうと考えていたので、とにかく何もかもが勉強!勉強! の日々でした。 今ももちろん勉強中ですが、すべてが身になっていったような気がしますし、とても内容の濃い2005年でもありました。  

ヒット商品と言えば、夏場に販売した【簡単水出しコーヒー】がまず上がりますねぇ。 この水出しコーヒー用のブレンドを作るまで、 20種類ぐらいを試作しては比べていました。 その中から5種類程度に絞り、 最終的に一番水出しコーヒーとして美味しいブレンドを採用したのです。 初年度で限られた顧客数であったのにもかかわらず、 多くのご注文を頂いたおかげで、夜遅くまで翌日出荷用の水出しコーヒーを作っていました。 

そしてスペシャルティコーヒーの頂点でもあるカップオブエクセレンスに出会えたことが、 大きかったですねぇ。 自分の味覚を向上させる為にも、非常に良い「ものさし」となり、 現在のコーヒー豆の仕入れ時に役立っていることは間違いありません。 商品としても当たり前かもしれませんが、 これ以上ない品質と特徴を持っているコーヒーなので、カップオブエクセレンスの美味しさを一度知ってしまうと、止められませんよね。  カップオブエクセレンスばかり注文してくださる方も少なくありません。  皆さん相当舌がこえたんじゃないですかぁ?

そんな皆さんに支えられ私たちは本当に幸せです。 来年はいよいよ実店舗オープンに向け準備を進めたいとおもいます。そして、直接皆さんとお話できることを楽しみにしています。  2006年はまた店舗営業の勉強に明け暮れるのかも知れませんが、期待と夢が日に日に膨らんでいます。

2005年は充実した年でしたか??

wrote by はるちゃん : 00:39

14:03

コーヒーのカスの僕なりの再利用法

以前、ミルトンの掲示板(前はユニジナルコーヒーロースタリーと呼んでいましたね)で、コーヒーのカスをどうしていますか?というお話があったのですが、覚えていらっしゃる方おられますか? その時、僕は乾かした粉を掃除機に少量吸わせて、部屋に排気によってコーヒーの香りを漂わせながら掃除をしています・・・とお客様の質問にお答えしたことがありました。

今このブログを読んでいるコーヒー愛好家の皆さんはどうしているのでしょう?? ゴミ箱や残飯入れにバン!バン!と捨てていますか? それともそのまま流しのカゴに流していますか?

掲示板に掃除機に吸い取る文章を書いてから半年以上が経ちましたが、その後僕はコーヒーのカスをどうしていると思いますか? 現在、毎日でるコーヒーカス君たちは庭でフカフカの肥料になっているんです。

一昔前流行った緑色のコンポストがどのご家庭の庭隅においてありましたが、僕の自宅には今でも置いてあり、その中に残飯と一緒に入れているのです。 実はあの緑のコンポスト・・・虫がわくので利用する人が大分減ったと聞きます。 

僕が始めたのが今年の7月に横浜から山口にもどった夏からなので、その時は単に流しの三角コーナーにひたすら残飯と、コーヒーカスを貯めていき、 ある量になるとコンポストに入れていくだけの作業をしていました。 僕はゴキブリが大の苦手で、この世から消えてもらいたいと思うぐらい嫌いなのですが、次ぐらいに嫌いなのがハエの幼虫さんたちですよ。 ひゃぁ~~~~もう幼い時の事件がちょっとばかりありまして、それ以来あの白い姿が目に焼きついておりまして・・・・

そして、コンポストに残飯を投入し始めて、割とすぐのある日コンポストのふたを開けると、

いるじゃぁ~~~~ん!いっぱい いるじゃぁ~~んかよ~!

もう手にもっていた残飯の中身を投げ入れて、即行某メーカーの「ゴキジェ○トプロ」を大噴射!死滅はしましたが、今思えばやめておけばよかった・・・。 殺虫剤のおかげで汚染された土が一部できてしまったと思います。 あ~あ折角有機肥料を作ろうかと思ったのに!

その後、気持ちを入れなおしてからは虫がわいても殺虫剤は使わず、その時は一旦残飯投入を止めて、コーヒーカスだけを振りかけていました。すると、虫は自然にいなくなり、また残飯を入れれるようになるのです。 不思議でしょ?

ミミズコンポストなどの情報HPに、発酵を促すのに「ぬか」がいい!と書いてあったので、早速僕は近くの無人精米所に走りましたよ。 しこたま「ぬか」を無料で持って帰ってきて、コンポストの中にフリフリ振りまいてあげ、中身をかき混ぜては、またフリフリ・・・ 残飯やコーヒーカスを入れるたびに、フリフリ作業を繰り返しました。

今現在・・・我が家の庭先にあるコンポストはどうなっていると思います? こんな寒波なんか吹き飛ばせ!ばりのホカホカですよ。 雪積もってるのにねぇ~、バクテリア君たちはがんばって、発酵、分解作業をしてくれているわけです。しかも結構温かくなっていて、湯気まで立ち上っています。

そういえば、コンポストの底の土から這い上がってきたのか、ミミズもモゾモゾいましたよ。もうコーヒーカスや残飯には見えないぐらい、ふかふかホカホカの堆肥が出来上がってきています。

ミルトンホームページの左側からダウンロードできる「おいしいコーヒープレスを淹れるコツ」にもちょこっと掲載していますが、コーヒーカスには窒素が4%、リンが1%、カリウムが3%程含まれていて、これは牛のうんちや市販されている肥料と同様の栄養と言えるのです。 

これをたんに捨てるのはもったいないですし、堆肥にすれば栄養満点の土になるし、ごみも減らすことができ、CO2の削減にも貢献し、環境保全にも繋がっていいこと尽くめ! スペシャルティコーヒーの農園の皆さんが、おいしいコーヒー作りの為に環境を守る取り組みをしているのに、販売側の僕が何もしないのでは・・・と思ってやっていることですが、確実に我が家のごみの量は減ったと思います。ちょこっとだけエコな人になれてるかな?

そうそう、ペーパーフィルターで飲んでいる方もペーパーごとコンポストに入れて大丈夫ですよ。あっさりと分解しちゃいます。 さぁ皆さんもまずはコーヒーのカスを貯めることから始めてみませんか?そしてベランダや庭の草木に撒くことからやってみましょうよ。 おいしいコーヒーを飲みながら、環境に配慮したエコな人になりませんか?(^^)/

wrote by だいちゃん : 14:03

03:26

焙煎方法を色々と試してみる

DSCF0002 ここ数ヶ月は特に、 焙煎方法を何パターンにも変えて試みているのですが、成果が出たのか以前に比べ焙煎豆が香り高くなったようです。  焙煎しては写真のようにカッピングをしてみて、違いを探しているわけです。 豆自体が素晴しいものしか取り扱っていないので、 あとは焙煎の腕次第と言ったところでしょうか。

前にもスペシャルティコーヒーの焙煎方法は従来の流通コーヒーやプレミアムコーヒーとは異なると書いたことがありますが、 やはり従来の方法を何度かトライしても、コーヒーの液体にスッキリ感が出ず、わかり易く表現すれば、 のど元にひっかかるような感じが残ってしまうのです。

このスッキリとしたのど越しと、まろやかな口当たり、 そしてそれぞれのコーヒーが持つ固有のフレーバーと良質な酸味を最大限に引き出してあげることが、我々のようなロースター(焙煎士) の仕事で、それがゆくゆくはお客様の口に入り 「おいしい!」と感動してもらえることに繋がっていくのだと僕は考えています。  まだコーヒーを飲んで「おいしいよ!このコーヒー!」 と感動したことがない方は是非、 スペシャルティコーヒーを飲んで見てください。 コーヒーに対する見方が変わりますよ♪

さて、焙煎方法は10人のロースターがいれば10通りの焙煎方法があるわけで、 全く同じ豆なのに味の異なるコーヒーができあがるものです。 昔からコーヒーの味は豆の質で7割は決まってしまい、2割が焙煎、 1割が抽出方法で決まるなんて耳にしますが、これが正しいかは置いといてコーヒーの質で味や美味さが決まることは間違いありません。 スペシャルティコーヒーが出てくる前までは、 ブルマンやモカマタリなどのプレミアムコーヒーしか手に入らず、 どの業者も他のお店との差別化を図るために焙煎機に色々と手を加えて改造してみたり、生豆を焙煎前に洗ってクリーンな豆を使っているなど、 様々な工夫をしていたみたいです。 

結局のところ、何をしてみても生豆自体の質が高まるわけではないので、 格段においしくなることはありえないのです。 だからミルトンはコーヒー生産国の中から特別優秀な農園を見つけ出し、 そこから直接輸入したり、カップオブエクセレンスのようなスペシャルティコーヒーの最優秀コーヒー豆を仕入れて提供しているわけなんです。

じゃぁ、豆はスペシャルティコーヒーを使って焙煎してるのだから、 美味しいコーヒーをお客様に提供できているか・・というと、 先ほどの話のように焙煎によっては味を最大限に引き出してあげれていない可能性もあるわけですね。  これはもう焙煎する者にとって終わり無き課題だと思いますし、世界中のロースターが何年も何年も議論し続けているトピックでもあるのです。  僕も何年焙煎しても、模索し続けるかもしれませんねぇ。

これから益々進化していきますよ! ミルトンは。

追記: ここ最近寒いですよねぇ。 僕らのいる山口県周南市でも雪が降っていますよ。  急な気温の変化で体調を壊されている方も多いようですので、読者の皆様も、ミルトンのお客様もお体には気をつけてくださいねっ。   と言う僕の鼻がズルズル・・・

wrote by だいちゃん : 03:26

焙煎方法を色々と試してみる

DSCF0002 ここ数ヶ月は特に、 焙煎方法を何パターンにも変えて試みているのですが、成果が出たのか以前に比べ焙煎豆が香り高くなったようです。  焙煎しては写真のようにカッピングをしてみて、違いを探しているわけです。 豆自体が素晴しいものしか取り扱っていないので、 あとは焙煎の腕次第と言ったところでしょうか。

前にもスペシャルティコーヒーの焙煎方法は従来の流通コーヒーやプレミアムコーヒーとは異なると書いたことがありますが、 やはり従来の方法を何度かトライしても、コーヒーの液体にスッキリ感が出ず、わかり易く表現すれば、 のど元にひっかかるような感じが残ってしまうのです。

このスッキリとしたのど越しと、まろやかな口当たり、 そしてそれぞれのコーヒーが持つ固有のフレーバーと良質な酸味を最大限に引き出してあげることが、我々のようなロースター(焙煎士) の仕事で、それがゆくゆくはお客様の口に入り 「おいしい!」と感動してもらえることに繋がっていくのだと僕は考えています。  まだコーヒーを飲んで「おいしいよ!このコーヒー!」 と感動したことがない方は是非、 スペシャルティコーヒーを飲んで見てください。 コーヒーに対する見方が変わりますよ♪

さて、焙煎方法は10人のロースターがいれば10通りの焙煎方法があるわけで、 全く同じ豆なのに味の異なるコーヒーができあがるものです。 昔からコーヒーの味は豆の質で7割は決まってしまい、2割が焙煎、 1割が抽出方法で決まるなんて耳にしますが、これが正しいかは置いといてコーヒーの質で味や美味さが決まることは間違いありません。 スペシャルティコーヒーが出てくる前までは、 ブルマンやモカマタリなどのプレミアムコーヒーしか手に入らず、 どの業者も他のお店との差別化を図るために焙煎機に色々と手を加えて改造してみたり、生豆を焙煎前に洗ってクリーンな豆を使っているなど、 様々な工夫をしていたみたいです。 

結局のところ、何をしてみても生豆自体の質が高まるわけではないので、 格段においしくなることはありえないのです。 だからミルトンはコーヒー生産国の中から特別優秀な農園を見つけ出し、 そこから直接輸入したり、カップオブエクセレンスのようなスペシャルティコーヒーの最優秀コーヒー豆を仕入れて提供しているわけなんです。

じゃぁ、豆はスペシャルティコーヒーを使って焙煎してるのだから、 美味しいコーヒーをお客様に提供できているか・・というと、 先ほどの話のように焙煎によっては味を最大限に引き出してあげれていない可能性もあるわけですね。  これはもう焙煎する者にとって終わり無き課題だと思いますし、世界中のロースターが何年も何年も議論し続けているトピックでもあるのです。  僕も何年焙煎しても、模索し続けるかもしれませんねぇ。

これから益々進化していきますよ! ミルトンは。

追記: ここ最近寒いですよねぇ。 僕らのいる山口県周南市でも雪が降っていますよ。  急な気温の変化で体調を壊されている方も多いようですので、読者の皆様も、ミルトンのお客様もお体には気をつけてくださいねっ。   と言う僕の鼻がズルズル・・・

wrote by だいちゃん : 03:26

01:32

SCAJスペシャルティコーヒー基礎講座

少しばかりブログの更新が出来ないほど最近取込んでいました。 今年の3月ぐらいからネット販売を本格的に始めたばかりですが、皆さんがミルトンをご紹介してくださるおかげでご注文も増えてまいりました。 ミルトンにとっては初めてのお歳暮セットの発売だったのですが、おかげさまで現在までに60セット近くのご注文を頂きました。本当にありがとうございます。 開業1年未満の小さなお店にしては上出来だと僕なりに思っています。  引き続き25日まで受け付けておりますので、宜しくお願いします。

さてさて表題の基礎講座についてですが、先週12月7日に大阪で開催されたスペシャルティコーヒーの基礎講座に参加してきました。 全3回にわたる講座で残り2回は来年行われるようです。

スペシャルティコーヒーはその「素晴しい美味しさ、味」は当然のこと、
・ 地球・自然環境の保護と維持
・ コーヒー生産地域の社会問題の解決
・ そのコーヒーがどの農園でどのようにして育てられたのかを知る履歴追跡システム
が必ず必要になっているのです。

ただ単に美味しいというコーヒーがスペシャルティコーヒーではない!ということなのですが、これらの内容を消費側の国としてはあまり認識されていないようなのです。 私も完全には把握しておらず、お恥ずかしい限りなのですが・・・

まだ全3回のうちの第1回目だったので、内容も1/3と限られていましたが個人的にはまだまだ知らないことが多く、コーヒーの詳しい栽培方法などはとても興味深い話が聞けたおかげで、今まで疑問に思っていたことが消し去りました。 

これから皆さんにも、少しずつ美味しいスペシャルティコーヒーの背景をちょこちょことお話していき、皆さんの飲まれているスペシャルティコーヒーがそんなに奥深いものだったのか!と感じてもらえたらと思います。
それでは今日はこのへんで。

wrote by だいちゃん : 01:32

02:54

図解で丁寧に説明していますよ!

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スペシャルティコーヒーを100%満喫する為には、コーヒーオイルをカップに移さなければならないことは大分広まってきたようで嬉しいかぎりです。  コーヒープレスでオイルを楽しまれている方が増えてきていることが何よりの証拠ですね。 コツコツと告知活動を行なってきてよかったなぁ~と正直思います。  

いろいろと情報を公開していますが、ネット通販の弱点というか、 限度がこのネットでの告知活動にはありまして・・・ 
店舗で淹れ方を実践できれば良いのですが、ネット上ではなかなかそうもいきません。 だったら、淹れ方を詳しく載せた説明書を作って、 皆さんがご自宅でダウンロードして見れるようにすれば、美味しいコーヒーの淹れ方がお伝えできるのではと考え、作っちゃいました。

一枚はコーヒープレスで美味しく淹れるコツ!  
コーヒーのアロマオイルはやっぱりこれで楽しむのが一番。

もう一枚はペーパーフィルターで美味しく淹れるコツ!
普及率ナンバーワン。 ちょっとしたコツで美味しく淹れられます。 

左列にあるpressskill_bannerと、paperskill_banner をクリックして、ダウンロードしてみてください。PDFというファイルで保存してありますので、 表示されない方はget_adobe_reader から無料でソフトをダウンロードして表示してくださいね。

手元に紙で印刷してあれば、わざわざパソコンを開かなくても「美味しい淹れ方」が確認できので、 便利だと思いませんか? まぁ作ろうと思った発端がお客様からのご意見だったのですが、実際作ってみて分かりやすい! と自画自賛しております。 ダウンロードに関してや表示ができないなどの問題がありましたら、メールでご連絡ください。  なるべく早くお返事いたします。 田中宛までご連絡を enquiry@uniginal.com

おぉ~忘れていました。  以前ペーパードリップの淹れ方を動画を確認してもらおうと作ったムービーがあります。 こちらも参考までにご覧下さい。 今回の取り扱い説明書や動画に関してご感想を頂ければとても嬉しいです。  

wrote by だいちゃん : 02:54

図解で丁寧に説明していますよ!

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スペシャルティコーヒーを100%満喫する為には、コーヒーオイルをカップに移さなければならないことは大分広まってきたようで嬉しいかぎりです。  コーヒープレスでオイルを楽しまれている方が増えてきていることが何よりの証拠ですね。 コツコツと告知活動を行なってきてよかったなぁ~と正直思います。  

いろいろと情報を公開していますが、ネット通販の弱点というか、 限度がこのネットでの告知活動にはありまして・・・ 
店舗で淹れ方を実践できれば良いのですが、ネット上ではなかなかそうもいきません。 だったら、淹れ方を詳しく載せた説明書を作って、 皆さんがご自宅でダウンロードして見れるようにすれば、美味しいコーヒーの淹れ方がお伝えできるのではと考え、作っちゃいました。

一枚はコーヒープレスで美味しく淹れるコツ!  
コーヒーのアロマオイルはやっぱりこれで楽しむのが一番。

もう一枚はペーパーフィルターで美味しく淹れるコツ!
普及率ナンバーワン。 ちょっとしたコツで美味しく淹れられます。 

左列にあるpressskill_bannerと、paperskill_banner をクリックして、ダウンロードしてみてください。PDFというファイルで保存してありますので、 表示されない方はget_adobe_reader から無料でソフトをダウンロードして表示してくださいね。

手元に紙で印刷してあれば、わざわざパソコンを開かなくても「美味しい淹れ方」が確認できので、 便利だと思いませんか? まぁ作ろうと思った発端がお客様からのご意見だったのですが、実際作ってみて分かりやすい! と自画自賛しております。 ダウンロードに関してや表示ができないなどの問題がありましたら、メールでご連絡ください。  なるべく早くお返事いたします。 田中宛までご連絡を enquiry@uniginal.com

おぉ~忘れていました。  以前ペーパードリップの淹れ方を動画を確認してもらおうと作ったムービーがあります。 こちらも参考までにご覧下さい。 今回の取り扱い説明書や動画に関してご感想を頂ければとても嬉しいです。  

wrote by だいちゃん : 02:54

01:03

今回の勉強会を終えて・・・

 今回は名古屋で勉強会があったのですが、 いつものことながら参加する度に成長していっているような気がします。  たぶん参加されている他のメンバーの方々も同じことを思われていると思いますが、毎回レベルアップできているように感じます。  

f_photo10焙煎の仕方も従来のコーヒーとは全く異なる方法をスペシャルティコーヒーには適応しないといけないのですが、 またその方法も一言では説明できない複雑な要素が絡み合っています。 なんでもそうですが、身についてしまえば、 どうってこともない事も慣れないうちは非常に時間がかかったり、苦労したりしますよね。 たぶん「これで終わり!」 というものはないのでしょうけど、それがまた楽しいものです。

そうそう!あと思うことは、井の中の蛙になってしまっては成長は難しいな!ということ。  
お店でお客さんと接っすることも大事だと思いますが、精力的に自分の店や地域から飛び出して、 外の世界を体験してみることの大切さを感じています。 

自分の店以外の世界ではどんなことが起きているのか、 世界のコーヒー市場ではどういった動きがあるのか、コーヒー農園の労働者はどういった環境と条件で今働いているのか、 などなど知っていくことが、更なる成長を促してくれる気がします。 

たぶんこれからもコーヒーの産地や農園を巡ってみたり、 技術向上のために多くのことを試してみると思いますが、それを皆さんと共有できるようにブログにも書き込んでいこうと思いますし、 実際にお会いできるお客様には口頭で伝えていけたらいいなっ・・・と思います。 

そして、皆さんと美味いコーヒーを共有しましょうね!

wrote by だいちゃん : 01:03

18:29

コーヒーに含まれるアロマオイル

「アロマオイル」 といえばアロマセラピーなどリラックスするときに暖めて使う香りのオイルを思い出しますね。

その香りのオイル、コーヒーと深い関係があるのです。 

実はコーヒーにもオイルがあります。 見た目に分かりやすいのは、深煎りのコーヒー豆や古くなった豆 (酸化した豆)の表面ににじみ出ているのがコーヒーオイルになります。 

オイルの中にはコーヒーのアロマ(香り)が詰まっていて、 新鮮なおいしいコーヒーにはそれはすばらしい香りがあり、それに対し、古くなった豆や欠点豆の多く入った豆には、 コーヒーオイルに酸化した香りや未熟豆の香り(発酵臭)など、悪い香りが含まれてしまいます。 

残念ながら、豆自体の質が良くても悪くてもオイルにその香りが移ってしまうということなんですね。

スペシャルティコーヒー以外のこれまでのコーヒーは生産国の生産管理が明確でないため、 収穫の際に未熟豆の含む量が多いことや、収穫後の生産処理の遅れや設備の清掃不備などでおきる発酵豆などの欠点豆が多く含まれています。  そのため、 これらのコーヒーは味と香りの良くないコーヒーオイルを液体に出さないペーパードリップやネルドリップなどで飲むのが良いとされています。

それに対し、 スペシャルティコーヒーは成熟した豆だけを丁寧に手摘みし生産管理も明確に決められています。さらに現地ではハンドピックもされています。  欠点豆のない上等なコーヒーだからできる飲み方がコーヒープレスなどの金属製フィルターで、 唯一コーヒーのアロマオイルを楽しむことができるのです。

実際にこの2種類のコーヒーをプレスで飲み比べたことがあります。

スペシャルティコーヒーは飲んだ後にもすばらしいアロマの余韻がのこるのに対して、 それ以外のコーヒーで試してみると飲んだ後に美味しくない後味がどうしても残るのです。 

もちろん美味しい味と香りのスペシャルティコーヒーはペーパーやネルドリップで淹れても、 雑味のない澄んだ上質なコーヒーが楽しめます。 どうしても香りのアロマオイルまで吸着してしまうので、香りは半減してしまいますけどねっ。

コーヒープレスでこの違いを試して見ませんか?  そして実際にコーヒーカップに浮いているオイルを目で確認してみてくださいね。 

オイルがあるとないとでは、 まろやかさがまるで違うことに気づかれると思います。

淹れる時間も手間もコーヒーメーカーと変わらない点も◎です!!

特別価格で販売中のコーヒープレス(税込¥1980) のお求めはこちらからどうぞ♪
尚、器具のご購入の際は恐縮ですが、コーヒー豆とご一緒にお願いいたします。
コーヒー豆3千円以上で、コーヒー豆と器具の送料が全国配送無料となります。

wrote by はるちゃん : 18:29

16:45

アロマオイルを味わうコーヒープレス 販売開始!


このコーヒープレスはいわゆる金属フィルター系の抽出器で、紅茶を淹れるときに使う人もいるので名は知られているのですが、以外とコーヒーに使えることをご存知でない方がいらっしゃるようです。

あのリラックスさせてくれるコーヒーの香りの多くがコーヒーの油分に含まれているのですが、金属フィルターはその油を吸い取ることなくカップに注がれるわけです。 アロマオイルが特別優れたスペシャルティコーヒーを100%味わえる器具でもあるのです。 

粗挽き粉とお湯を注ぐだけで香り良いコーヒーが楽しめるうえ、ペーパーなどの消耗品を買う必要もなく経済的ですよぉ~。 お値段も特価で販売中ですので、この機会に是非ご購入してみてくださいね。 ご購入は「商品一覧を見る」からお願いします。

wrote by だいちゃん : 16:45

15:56

ワールドスペシャルティコーヒー・コンファレンス2005 (SCAJ2005)

DSCF0003  11月8日から9日の2日間に渡って東京で行われた「ワールド スペシャルティコーヒー・コンファレンス2005」 に各国の産地からのお世話やイベントのお世話をするボランティア人員として参加してきましたので、感想や体験をご報告しますね。

今年の3月や9月にも他のイベントに紛れてスペシャルティコーヒーのイベントはあったのですが、 SCAJが単独で開催したのは今回が初めてで、東京国際フォーラムのA展示場というそれほど広くはない展示場でのイベントでした。  正直こういったイベントにボランティアで参加したのは初めてだったので、何人の来場者があるのか・・・そんなに大勢の人が来るのだろうか? (すみませんf(^^)ポリ)・・・半信半疑で初日を向かえましたが、そんな無駄な心配はしなくとも、 2日間でしっかり2千人の来場者がありました。 慣れない仕事で疲れはありましたが、 久しぶりに英語を話せる環境にあったので暇さえあれば色んな産地の人と話しこんでしまいました。

DSCF0005今回のイベントにはコーヒーを生産する各国から代表の方々が来られていて、 その国のコーヒーのPRを割り当てられたブース内で行うようにセッティングされていたのですが、 僕はたまたま2日間ともニカラグアの担当でした。 上の赤いポスターに写っている僕の両脇の方がニカラグアの方で、 ニカラグアスペシャルティコーヒー協会のプレジデントとジェネラルマネージャーのお二人です。  ミルトンでもニカラグアのカップオブエクセレンスを販売してて、とても美味しいとお客さんから言われるよっ!と伝えると、 とても喜んでもらい、2日目の最後の最後まで随分と話し込んでしまいました。(まだの方は是非是非飲んでみてねぇ~本当に美味しいですから! ちなみにミルトンのこの2~3週間の販売量ナンバーワンがニカラグアのカップオブエクセレンスです)

無知とは本当に怖いですよねぇ・・・単なるヘルパーとして参加した僕がですよ、 本来名刺交換もできないような国の要人や会社の社長さんなどと平気な顔して名刺交換してたのですから。 名刺をもらって見て初めて「うわっ、 すごい人じゃん!」と心の中で思ったりしていたわけです。 極めつけは話しかけられた外人に場内の様子を説明していたら、 ニカラグアブースのニカラグア人に、「この方はニカラグア駐日大使ですよ」と言われた時ですよ。 あわてて頭を深々ペコリとしてしまいましたね。 (今までそんなこと気にせず普通にしゃべっていたくせにねぇ・・・)

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ブラジルやザンビア、エルサルバドルなどの方とも交流ができて、 益々コーヒーに魅力を感じるようになりましたし、確実に勉強になりましたね。  そしてスペシャルティコーヒーという非常に手間のかかる最高品質のコーヒーを多くの日本人にも飲んでもらいたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。   

やっぱりどの方とも話してみて感じたのは、 日本で販売する我々が産地の方と交流し、産地の様子を把握する必要があることと、 私たちが美味しいコーヒーを見極められる舌を持っていないといけないということです。 

僕も自主トレや勉強会を通じてカッピングという「利きコーヒー」 をしていますが、 こうしたことをしないで日本のお客さんに良い味と品質のコーヒーは販売できませんね、 という共通のご意見を皆さんとの話の中で見つけることができた「SCAJ2005」イベントでした。

wrote by だいちゃん : 15:56

13:22

コーヒーミルの種類とエスプレッソ用コーヒーミルについて

コーヒー豆を挽く機械(グラインダー)を「ミル」と呼びますが、ミルにも色々な種類があります。
ミルには、電動ミルと手動ミルの2種類があります。
さらに電動ミルを分けると、豆を挽く部分の形状がプロペラタイプ、カットタイプ、臼タイプがあります。

プロペラタイプ(英名:Blade Grinder)のミルは、価格も2~3千円と手ごろな価格ですが、 均一サイズの粒にカットすることは至難の業で、 出来上がるコーヒーの味にも大きく影響することからミルトンでは取り扱っていません。  大抵はステンレス製の2枚のプロペラがついています。

 カットタイプは鋭い刃で豆を挽くと言うよりは、細切れに切り刻むといった感じで、 業務用にも広く使われています。

臼タイプは一般的に鋳鉄製の歯がつかわれています。
価格も手ごろなものからあり、よいのですが、熱を持ちやすいことや歯が欠けやすいことから鋳鉄製はすぐに悪くなってしまいます。
買って、すぐに駄目になった。という原因がここにあります。


そこで、ミルトンでは軽合金が採用されているザッセンハウス社のミルを取り扱っています。
たぶんハンドミルではザッセンハウスに敵う品質と切味をもったミルはないでしょう。
他に何社かのハンドミルを使用しましたが、結果は散々でした。

161私たちが始めて使い始めたのも「ザッセンハウス 161 」(写真左)というミルでした。
さすが、しっかりしたつくりで、高級感もあり、壊れにくく均一に挽くことができました。
いまだに刃も鋭く、バリバリの現役です。
ガリガリと挽きながら香るコーヒーは格別です。

 

154MAザッセンハウス社の154MA(写真左)の蓋付タイプは確かに良いお値段がするだけの価値があり、
機能から見た目まで申し分がありません。豆が飛び散らないのがやはり良いですね。
少しでもお金に余裕あがるならダンゼンこちらをお勧めいたします。

 

Melitta Grinders - AllパーフェクトタッチⅡ(写真左)は電動では珍しい臼タイプのミルです。 ハンドミル同様、 ドリップコーヒーには向いていますが、エスプレッソには向いていません。
ドリップコーヒー用でしたら、やはり電動ミルは手軽で便利ですね。忙しい朝なんかは手放せませんよ。
(ちなみにうちのホームページで販売しているパーフェクトタッチⅡはたぶんネット上でも最安値でとてもお買い得よ♪)

続いて、エスプレッソ用のコーヒーミルについてです。
エスプレッソ用のコーヒー粉を見たことはありますか?
かなりの細かさですよね。たとえるなら、小麦粉くらいでしょうか?
少しオーバーかもしれませんが、それくらい細かいのです。
そんな細かい粉をさすがに手動のミルで挽くことはできませんし、
国産の電動ミルでも難しいです。

やはりエスプレッソ用としては外国製の電動ミルがはるかに向いていますね。

rockydoserless 私たちがエスプレッソの家庭で使用しているのはランチリオ社のロッキーというミルですが、
こちらも、比較的評判の良いイタリアの電動ミルですよ。 ちなみにドーサーレス(写真左)。

それにしても、外国製は家庭用として購入するにはかなり高価なものです。
安いもので5万から、10万以上はしてしまいます。
とても、お手頃とはいいがたい金額ですが、エスプレッソを淹れる上で、ミルの性能はとても重要な要素で、
エスプレッソは挽き具合でガラリと液体の抽出具合が変化し、味に大きく影響を与えてしまうのです。

LacimbaliJr.MazzerMiniMazzerMiniEL

ご家庭でエスプレッソに打ち込んでいる方々で、家庭用のトップ機種を選びたい!という人は、 チンバリ社のジュニア(La Cimbali Junior 写真左)や、マッザー社のマッザーミニ (Mazzer Mini 写真中心 or Mazzer Mini El写真左)などが良いと思いますよ。  各メーカーへのリンクがトップページの右下にあるので、興味のある方はご覧ください。ただし、英語のサイトばかりですけどね。  

 

 

wrote by はるちゃん : 13:22

13:05

ラテアートの作り方とエスプレッソ

以前ラテアートに凝っていた時期があったのですが、 その時に自分のお手本となる動画はないかとネット上を探しまくりました。 その時見つけた動画が、 今日PC内を整理整頓をしてて出てきたのでアップします。

まだラテアートを見たことがない人も、現在特訓している人も参考までに見てみてください。 僕はこれである程度上達しました。 

業務用エスプレッソマシンにはエスプレッソの抽出も、ミルクのスチーミング(泡立て) もかなりませんが、 家庭用エスプレッソマシンでもラテアートは綺麗に作れますので、 エスプレッソマシンを持っている人は挑戦してみては?  

やはりプロの味はプロのバリスタがいるお店でないと味わえませんけどねぇ~

 ←Click This!

動画が再生されない方はこちらからダウンロードしてご覧ください。

ミルトンではスペシャルティコーヒーのみを取り扱っていますが、 それ以外の豆に比べエスプレッソにしても格段に味が向上します。 コーヒープレスでもその味の違いはわかりますが、 エスプレッソにしてみても同様にその味の違いは明確です。 

また豆の種類によっても味も当然ガラリと変わるので、そのあたりも自分の好みの豆を探してみてくださいね。  家庭用エスプレッソマシンは1万円近くから何十万もするものもあります。  ミルトンでは通常の販売商品として取り扱ってはいませんが、ご希望があればお取り寄せします。  日本には販売されていないマシンも機種を指定してもらえれば、輸入しまぁす!

 pod2

さて、ポッドと呼ばれるエスプレッソ用の粉がすでに紙パックされている商品があります。 ただしこのポッド、 どうしても製造する上で一旦豆を粉にして、ガスを抜いた後に紙パック詰めしなければならないので、 鮮度がグッと落ちてしまいます。

鮮度を豆の質同様にかなり重要視している僕としては、あまり感心しません。

ただ良い点ももちろんあります。 高価なエスプレッソ専用の電動ミルを買う必要がなく、 技術を要するタンピング (粉をポルタフィルターに詰める作業)をしなくてすむので利便性面で言えば、 お手軽で毎日気軽にエスプレッソが楽しめる代物ですね。  このポッドのおかげで毎日エスプレッソが楽しめるようになったという話も聞いたことがあります。

お友達を呼んで家庭でエスプレッソを楽しむ・・・なんて素敵なお茶会も開かれるようになるとオシャレですね。

 

wrote by だいちゃん : 13:05

12:28

ますます旨いコーヒーを!

今月は先月に引き続き、色んな面で勉強した月でもあります。ホームページの大きな変更をするべく、現在も四苦八苦しながら作り上げていっていますが、それと同時に以前よりも更に貪欲に美味しいコーヒーを探しては飲み比べる作業を行っています。そして来月より新しくスペシャルティコーヒー専門店として生まれ変わります。その準備に余念がないというのが現状でしょうか。

さて美味しいコーヒーとはどんなコーヒーのことを言うのでしょう?? コーヒー自体がそもそも人の好みによる嗜好品なので、細かいこだわりを聞いてまわれば、その意見は千差万別だと思います。 

ただここで私たちがなぜ従来のコーヒーから離れて、スペシャルティコーヒーに特化しようとしているかと言えば、明らかにその品質に違いがあるからなのです。

その違いは飲めば誰にでもわかる、大変解かりやすいものなのです。

え~そんなに特別美味しいと思ったコーヒーは今までどこのお店でも出会ったことがないよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今まで真剣に美味しいコーヒーを取り扱ってきたつもりでいた私が、このスペシャルティコーヒーに出会ってからというもの、完璧にコロッと虜になってしまったほどです。

私だけではありません。 私一人の味覚なのかと周囲の人とも以前からのプレミアムコーヒーと飲み比べてみましたが、一様にスペシャルティコーヒーの方が「香りが非常にいい!」、「口に残る後味と香りが驚くほど長く尾をひく!」等の意見がでてきたわけなんです。 やっぱり旨いんですよ。

今までプレミアムコーヒーを取り扱ってきましたが、数あるサンプルを飲み比べてから美味しいと思うものだけを仕入れてきました。 プレミアムの中でも美味しいコーヒーを取り扱っていたと今でも自信はあります。・・・が、スペシャルティコーヒーには100%かないません。 それぐらい違います。

10月から開始する新しいホームページには、スペシャルティコーヒーや、そのスペシャルティの中でも国際コンテストで入賞した豆に捧げられる「カップオブエクセレンス」の説明などを掲載しますが、是非そちらを楽しみにしてもらいたいと思います。 そして私が取り揃えるコンテスト受賞豆をはじめとするスペシャルティコーヒーと従来の私のコーヒー、また皆さんのお手元にあるプレミアムコーヒーと飲み比べてもらいたいと思います。

厳しい品質基準を満たした豆だけがスペシャルティと呼ばれる理由がお分かりになると思います。

ちなみに一般に流通しているプレミアムコーヒーとは、○○マウンテン、○○SHBなど、産地名や豆のサイズなどで格付けされているコーヒーで、これらは味の良さで格付けされていません。驚きの方も多いかもしれませんが、全くコーヒーの風味や香りの良さなので、値段が高いわけではないのです。ブランド名や希少性で値段が高い場合が多く見られます。 この事実に落胆された方、ごめんなさい。 でも事実なんです。

私は今まで○○ーマウンテンなどブランド名で値段の高いコーヒーは仕入れていませんでした。自分が美味しいと思えなかったからなんです。だから今まで皆さんに飲んでいただいていたコーヒーはあまり聞き覚えのないコーヒーだったかもしれませんが、味に関しては美味しいコーヒーでした。

ただ、今スペシャルティコーヒーの素晴らしさを知ってしまった以上、私のお店の全てのコーヒーを入れ替える他ない!と決意し、来月から新たに出発します。そして今まで私たちのコーヒーを信じていただいていた方々へ、更に美味しいコーヒーを飲んでいただくべく、私自身のレベルアップも含めがんばってまいりますので、これからも応援してくださいね。 

wrote by だいちゃん : 12:28

11:09

コーヒーの抽出方法

今日はコーヒーの抽出方法についてです。

ユニジナルのホームページでも「ドリップのコツ」でペーパーフィルターの抽出方法について説明してあります。
ペーパードリップはプレミアムやコマーシャルコーヒーには適した淹れ方で、(淹れ方でも味が違ってきますが)コーヒーのうまみ成分だけを抽出することができるとされています。
しかし、プレミアムやコマーシャルコーヒーには全てを抽出していまうと不味い成分も含まれているのです。
そこで不味い成分を出さないために、ネルドリップやペーバードリップでフィルターにコーヒーオイルを吸着させ遮断しているのです。
ではどうして不味い成分が含まれているのでしょう?
欠点豆が含まれているコーヒーに不味い成分があるのはわかります。
ユニジナルでは欠点豆はしっかりと削除しています。
では不味い成分はないのでは?と思われると思います。
確かにそうですね。
しかし、他にも不味い成分が含まれる可能性があるのです。
それは、未熟豆です。
未熟豆は見た目ではわかりません。
コーヒーの収穫の際にまだ完全に熟しきっていない実を摘んでしまうのです。
手摘みであればさほど多くの未熟豆が入ることはありませんが、機械で摘む実には
かなり多くの未熟豆が入っています。
高山地域では機械での収穫が困難なため手摘みとなり、地形と気候のバランスが良い上に手摘みとなればそれは必然的に美味しい豆が取れる地域となり収穫量も少ないため価格も上がってしまう訳です。
平地であれば機械での収穫が可能となり量も多く収穫でき価格も手ごろになります。
それでは不味い成分の含まれていないコーヒーはないのでしょうか?
大丈夫!あります!
コーヒーに最適な環境で、完熟した実だけを収穫した美味しいコーヒーが。
それが「スペシャルティコーヒー」です。
ようやくスペシャルティコーヒーについて少し理解していただけたのではないでしょうか?
では、なぜスペシャルティコーヒーには不味い成分が含まれていないのでしょうか?
それは、厳しい基準をクリアした農園で完熟した豆だけを摘み取っているからなんです。
その中でも「カップオブエクセレンス」(COE)に選ばれたコーヒーには栽培される地域の固有の特徴を備えていますが、際立つ高品質のスペシャルティコーヒーだけが持つ、口に含んだ量感、心地よいアロマと活き活きとした甘さが引き立ってあるのです。
そんな素晴らしいスペシャルティコーヒーですので抽出方法も今までのコーヒーとは違ってきます。
明らかに違う部分はコーヒーオイルを抽出するということです。
不味い成分のないコーヒーにはオイルに素晴らしいアロマや成分が含まれているのです。
そのコーヒーオイルを楽しむ抽出方法がコーヒープレスであったり、金属フィルターなのです。
この方法で抽出したコーヒーは香りが遥かに良く、奥深い味わいになるのです。
せっかくこんなに素晴らしい「スペシャルティコーヒー」があるのですからユニジナルでももっと気軽に楽しんでいただきたいと思っています。
今後は「スペシャルティコーヒー」を専門に扱うお店として商品から抽出器具なども取り揃えていく予定です。
お楽しみに!

wrote by だいちゃん : 11:09

10:41

豆と粉、香りと劣化

ちょっと今回は補足写真付きで、豆と粉について書いてみようと思います。見てもおわかりの通り、上の写真は焙煎した豆をそのまま撮影したものです。下の写真はその1粒を極粗引きで粉にしたものです。

皆さんご周知の通り、コーヒーは「香りが命」。
できる限り美味しいと思うコーヒーを飲みたいですよね。

できる限りコーヒーを最良の状態で楽しみたいと思われている方々は、豆の状態で購入されています。上の写真のように粉の状態で購入してしまうと、豆に比べて何倍も早く香りが飛んでしまい、酸化スピードが早まり、結果的に美味しくないコーヒーを数日後には口にしなくてはならなくなります。更に日数が進むと、酸敗が進み胃がもたれたり、気分が悪くなったりすることもあるのです。

ちょっと過激な表現かもしれませんが粉でコーヒーを購入されるのは、わざわざコルクの抜いたワインをお店で買うようなものかもしれません。でもそんな人はいませんよね。もしご家庭にコーヒーミルがない場合は、一度に大量に購入せず、2週間以内ぐらいで飲みきるような量を購入したほうが良いでしょう (^_^)b

これからはご自宅で「濃縮香りカプセル」を自分で挽いて、香り高いコーヒーを楽しまれることを私達はオススメしますし、これからも呼びかけていこうと思います。ちなみに豆の状態で購入する場合でも、焙煎豆が外気に触れた状態で販売しているところは注意が必要です。豆のままでも香りは徐々に抜けますし、同時に酸化も進んでしまいますからね。

まとめですが、

なるべく焙煎したてのコーヒーを「豆」で買い、
なるべく飲む直前まで豆の状態で保存し、
なるべく新鮮なうちに飲みきる!

これにつきます。

wrote by だいちゃん : 10:41

02:00

そろそろホットもいいですね

先週頭に広島のコーヒー屋さんと共同で、カッピングの自主トレーニングをしてきました。私達でもユニジナルで皆さんに購入していただいているコーヒーを良くカッピングしますが、他のお店の方々とのトレーニングの方が勉強になりますね。

ところで、今アイスブレンド2種をツインパックで販売していますが、そろそろ事前に用意していたブレンド用の豆が無くなってきました。9月中旬ぐらいまではいけるかと予想はしていたのですが、来週にはアイスブレンドは終わりになりそうです。売切れてしまったらごめんなさい。{/face_yoka/}

ところで、最近急に朝方なんかは涼しくなってきたように感じるのですが、私だけでしょうか? 水出しコーヒーは相変わらずの人気ぶりなのですが、ホットコーヒー用に豆を買われる方が少しずつ増えてきました。現に私も朝、昼、晩とホットで飲んでいますし、体がホットを求めているような気さえします。{/face_setsunai/}
皆さんも涼しくなってくると、やっぱりホットを飲まれる機会が増えてくるのでしょうね。冬に向けて最高の豆を仕入れますので、ご期待くださいね。

そうそう、現在ユニジナルの店舗候補地をあれこれ物色しているのですが、なかなか「これ!」という物件がみつからなくて・・・。 予算面と自分の描いているお店のイメージ、そして物件の形、大きさ、周辺の環境など全てが合致するような理想の場所ってないのかなぁ。{/face_maji/} コツコツと日々物件を見て歩いている次第です。

wrote by だいちゃん : 02:00

15:03

ちょっとしたプレゼントにオススメです。

この度はお中元ギフトのご注文をくださいました皆様、本当に有難うございました。
予想以上に、水出しコーヒーをギフトで送りたいというご希望がおおいため、箱詰めにはかなり手間取ってしまいましたが、無事皆様にお届けすることができました。
そのかいあって、お送り先のお客様からも再度水出しのご注文などいただきまして本当にうれしく思います。

そこで、ちょっとしたプレゼントなどで水出しコーヒーやコーヒー豆をお友達に渡したい。でも、立派な箱まではいらないんだけど。という方にオススメなのですが白いビニールの袋にプレゼント用のシールを貼ってコーヒーの発送の際に一緒にお入れするというものです。
今まではご要望のあったお客様にだけこのように対応させていただいていたのですが、評判が良かったためこれはみなさんにお知らせしておかなくてはと思い今回ブログで紹介させていただきました。
袋の大きさはA4サイズが入るくらいのものですので水出しコーヒーの1set(12袋入り)がちょうど入る大きさです。
コーヒー豆で言えば2袋分が入る大きさです。
もちろん無料でお付けいたしますのでご注文の際に「プレゼント用袋1枚」と備考にご記入ください。

段々と美味しいコーヒーの輪が広がっていくきっかけとなりますので私たちも喜んでご用意させていただきます

wrote by はるちゃん : 15:03

13:03

天草でコーヒーゼリー

8月3日に大島で行われた勉強会で大島でとれた天草を使って作ったコーヒーゼリーもコーヒーと一緒に頂いたのですがゼラチンでつくるゼリーよりも口当たりが良くとってもおいしかったですよ。
作ってくださったのは参加者の方々ですが、わたしも今回天草ではありませんが大島から送っていただいた「糸寒天」をつかってコーヒーゼリー作りに挑戦してみたいと思います。
「糸寒天」は天草よりも手間がかからない分私のような初心者にも大変簡単につくれてしまうのでオススメ。
作り方は、溶かした糸寒天の中に濃い目に淹れたコーヒーを混ぜるだけ、お好みでお砂糖を入れて甘さは調節してくださいね。
コーヒーはやはりインスタントよりも断然豆から淹れたコーヒーで作るほうが美味しいですよ。
注意点は液体のコーヒーを使うので糸寒天もしくは天草の液はインスタントのときよりも濃い目に準備して置いてくださいね。でないと緩めのゼリーになってしまいますから。
コーヒー豆は8月9月のツインパックになっているアイスブレンドをつかうのがいいかもしれませんね。
さ~て、上手くできるかな。

wrote by はるちゃん : 13:03

12:17

クリップ・ドリップ お試しあれぇ~♪

天気が良すぎて、甥っ子のプール遊びに自分も混ぜてもらって、頭から水を被りたいぐらいですよ。

ところで、ユニジナルでも販売しているドリップ専用のステンレスポットを使用している方に朗報です。 細口のポットで丁寧に淹れようとしても、なかなか最初の「ポタポタ蒸らし」ができないかもしれません。 実際になかなか上手くできないという声を聞きます。

いかにお金をかけずに、しかも的確にポタリポタリのドリップが万人にもできるようになるか・・・私は以前から考えていました。結局1年ぐらいの間にアレコレと試してみましたが、上の写真の物体に限る!と行き着きました。 そうペーパークリップです 安あがりでしょ。

クリップを開いて「く」の字に曲げ、大きい方のワイヤーを広げて完成!あとは広げたクリップ側を細口ポットの口に差し込んで使用するだけ。 非常に簡単で、手間いらず! え~~って思われる方もいるでしょう。 でもクリップ有りと無しとでは、ドリップの容易さが段違いに違います。 慣れるまではこの方法を活用してみて、慣れたらクリップなしで淹れてみてはいかがですか?

ただし! 注意すべきこともあるんです。 それは事務用のクリップなので、お湯に触れるぐらいは問題ないのですが、クリップをポットの口に刺したままの状態で放置しないほうがいいでしょう。ポットの口に差し込む際に、クリップのコーティングされている表面を傷付けてしまい、錆がでる場合もあるからです。

クリップは使用する前と後に水洗いし、錆が出るようであれば、次の新品に交換したほうがいいでしょう。 この注意点だけ気にしていれば、「クリップドリップ」は誰でも簡単に丁寧なポタポタドリップを再現できる、驚きの方法と言えるのではないでしょうか。

wrote by だいちゃん : 12:17

印象に残るお店作り

みなさまに暑中見舞いのおはがきは届きましたでしょうか?
ちょっと遅くなってしまい、「もう残暑でしょ!?」って声も聞こえそうですが。。。お許しを。

さて、最近よくマスターと店舗の話をするのですが、どうも私はマイナス思考に考えてしまうようでプラス思考のマスターと意見があわないことがあります。
今日も私のアイデアがまだまだ弱いとマスターに注意を受け話が進みませんでした。
いかに他の同業種との差別化をはかり自社の特徴をだすか。
解かってはいるのですが、それがなかなか難しいんですよね。
マスターは印象に残るお店作りが大切だとずっとまえから私に話しをしていました。
味や価格がいいのは当たり前。
いかに強い印象を与えることができるかで違いが出せるのだと。
強い印象とはみなさまにメリットがあることであって楽しいことでないといけませんしね。

今は、こんな状況ですが必ず良い案をしっかりと考えてお店で実現したいと思います!

wrote by はるちゃん : 01:20

09:57

昔ながらの喫茶店

今日から8月に突入です!
やっぱり夏はホットコーヒーよりアイスコーヒーがカフェや喫茶店でも一番売れる飲み物ですね。
昔ながらの喫茶店がまだ多くのこっていますが、最近、数件の喫茶店でアイスコーヒーを飲んだのですが残念なことにどこもおいしいといえるコーヒーを出しているところはありませんでした。
それでも人がはいっているのはコーヒーがおいしくないことは分かっているけどもほかにいくところがないから仕方なく入るんですよ。と不動産会社の女性がいっていたのに、私はほかの方も同じ意見があるのではないかと残念ながら感じてしまいました。なぜ不動産?
もちろん物件探しですよ!
山口に帰ってきた目的はお店を持つことなんですから。
現在、数件の不動産会社をまわって物件を探しているのですが、なかなか良い場所が見当たらず困っているんですよ~
本当は山口市内とか、まだ人通りがあって流行っているお店もあるような街でやるのがいいのでしょうが、私たちの希望としてはまずは周南、下松、光あたりで私たちのコーヒーを広めたいなぁ~と思っているんです。
そして、まず山口制覇が目標です!(強気だなぁ~)
といいつつ、資金集めに今は頑張っているマスターとハルでした。
いい物件あったらおしえてくださ~い。

wrote by はるちゃん : 09:57

10:14

時代はスペシャルティコーヒーへ

先週の7月23日に京都でスペシャルティコーヒーの勉強会に参加してきました。
主にカッピングの訓練を受けてきたのですが想像以上に集中力を要するので一日の勉強会が終わるころにはクタクタでした。

スペシャルティコーヒーの定義としては。

風味が素晴らしい美味しさであり、飲む人が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは:際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていく事。

(解りづらいかもしれませんが)以上のことからスペシャルティコーヒーのカッピングで評価するのですが、コーヒーの奥の奥まで五感をつかって見極める作業は容易なものではありません。
しかし、何回もカッピングの練習を繰り返すうちに少しずつではありますが、コーヒーの特性がわかってくるようになります。私自身まだまだですが、今後も勉強会に参加するなどしてカッピングの技術を身につけていきたいと思います。
そしてなにより、みなさんに今以上においしいコーヒーを提供し続けれるように努力します。
期待していてくださいね

wrote by はるちゃん : 10:14

14:48

簡単!おいしい!!ミルトンの「水出しコーヒー」

セミが鳴き始めると気持ち暑さも増すのは私だけでしょうか?
こんな時は冷た~く冷えたウーロン茶、「いえいえ」水出しコーヒーを飲んで涼みたいものですね。喉が渇いたときこそ切れの良い水出しコーヒーは喉を潤してくれますよ。

マスターのコラムを読んで水出しコーヒーとアイスコーヒーの違いはもうわかっていただけたと思います。
 そこで、今日は水出しコーヒーをまだ試されていな方でも本当に簡単でおいしいコーヒーが作れるコツをもう一度おさらいしましょう!
まず、水出しコーヒーがすでに、麦茶を水につけるのと同じようなパックに1パック40グラムづつコーヒー(粉)がはいってあります。1パックて500ミリリットルのコーヒーができます。それが1袋12パック入りなので1リットル作りたいときは2パックを袋から取り出します。
容器に先に2パックを入れてその上から1リットルの水をやさしくパックに染み渡らせるようにいれていきます。
(このときのコツは、決してコーヒーパックには触らないことです。ハシでつついたり、スプーンでかき回したりしてはいけません。これをやってしまうと濁った水出しコーヒーになってしまうからです。味も変わってしまいます。)
 するとすぐにコーヒーが水にとけてくるのがみえますので、十分に染み出るまで約8時間から10時間ほど置いておきます。
その間は常温で置いておくほうが早くコーヒーが染み出ます。十分染み出た後、冷蔵庫で冷やすと完成です。
 ちょっとしたコツさえ覚えておけば誰でも美味しいコーヒーを作れてしまうんですよ。
 ブラックではコーヒーが飲めない方でも飲めてしまうくらい美味しいので是非ためしてみてくださいね

wrote by はるちゃん : 14:48

10:33

水出しコーヒーとアイスコーヒー

本当に水出しコーヒーのご注文が多くて正直驚いています。もちろん嬉しくてニコニコです。
水出しコーヒーは本当に良質な豆を使用しないと、不味くて飲めないことをご存知でしょうか。お水でじっくり時間をかけてエキスを出す為、コーヒー豆が持つ特徴が素直に出てしまうのです。一袋一袋手作業で作っていますので、大変時間と手間のかかる商品ではありますが、みなさんが美味しい美味しいと言ってくださると手も抜けませんし、質も落としたくありません。 がんばりまぁす。

それと、最近ツインパックの売上げが伸びてきました。夏でもコーヒー好きの方はホットを飲まれると良く耳にしますが、ホット以外に急冷アイスコーヒーを作られている方が多いようです。 粉をチョット多目に使って濃い目にコーヒーを出し、直接氷の入ったグラスやポットに落とす方法なのですが、水出しコーヒーとはまた違った味になるんですよね。 ツインパックは増量サービスのセットなので、粉を多目に使うアイスコーヒーにはもってこいというわけなんですね。そういった意図でツインパックを作ったわけではないのですが、主婦の方々からの「当然よ!」と言葉がなんだか聞こえてきそうね。 

水出しコーヒーは私たちがブレンドを繰り返して作った商品なので、どのご家庭で作ってもほとんど味は一定に保たれてしまいますが、ご家庭で作るアイスコーヒーはお好きな豆で作れるわけですから、色々な味のアイスコーヒーを楽しめますよね。私も様々な豆でアイスコーヒーを作っていますが、それぞれ特徴が違って毎回味見するのが楽しいです。 

うまいアイスコーヒーのポイントは、多めの粉を使って濃く出す!そして、たっぷり氷を入れたグラスやポットに直接落とす! 最後に入れ終わったら薄まらないうちに別のグラスに移して、お楽しみ下さいね。 注意)ホットで淹れて後で氷を入れると香りが半減しちゃいますからねぇ~。

わからないことがあったら、メールくださいね。

wrote by だいちゃん : 10:33

23:56

焙煎開始ぃ~♪

皆さん長らくお待たせいたしました。
昨日より焙煎を開始しまして一部のお客様には本日発送いたしました。ご注文順にドンドン焙煎してお届けしますので、「もぉコーヒーが切れてないよぉ~」という方も、ほんの少しお待ちくださいね。予想以上にお中元のご注文をいただきまして、とても嬉しい限りです。どうも有難うございます。

今は夜中の12時ですが朝から焙煎しっぱなしでも、まだまだ終わりそうにありません。急いで皆様のもとへお届けする準備をしておりますので、もう少しご辛抱を! それではまた焙煎に戻ります。

wrote by だいちゃん : 23:56

08:01

口コミで広がるお店。

今年2月にスタートした「ユニジナルオンラインコーヒーストア」も徐々にですが、私たちを支えて下さっている皆様のご協力によりお友達をご紹介いただきつつパワーアップしてきています。
本当にうれしく思っています。一人でも多くの方に私たちの薦める『美味しいコーヒー』を広めていくためにも、もっともっと期待に添えられるように努力していきたいと思っていますので、今後とも長いお付合いをよろしくお願いいたします。

ところで、商品には必ず価格がありますが、私たちもコーヒー豆を売るのに価格を決めます。売る側(私)としては少しでも高く売りたい。でも、買う側(皆さん)としては少しでも安く買いたい。っていうのが本音でしょう。私自身も消費者側の時はいつも安くて良いものを探しています。とはいっても、安いものばかり買っているというわけではありません。その商品が高くても価格に見合うあるもので納得すれば、お金も惜しまず払います。

「価格以上の価値」とは商品の素材だったり、店の雰囲気であったり、商品を包む梱包だったり、サービスだったりと、様々な要因が含まれると思います。ここまでは私も仕事を始める前からわかっていました。だから、私はコーヒーの販売にも価格以上の付加価値をつければある程度高価な豆でも売れると信じていたのです。それは今でも間違ってはいないと思っています。

しかし、最近になって少し考え方が変わってきました。
そのきっかけになったのが、パン屋さんで買うパンの値段でした。私の家の近くにも美味しいパン屋さんがあるのですが、ちょっと毎日消費するにはお高いので時々買うくらい・・・日頃はスーパーの食パンを毎朝食べています。そのことを考えた時、「あぁ~コーヒーを専門店で買う人と、スーパーで買う人とのパターンに似ているなぁ~」って思ったんです。

日本は世界でもトップ5に入るぐらいのコーヒー消費大国なのに、多くの人は市販のインスタントコーヒーや缶コーヒーを飲んでいますよね。それが良い悪いというわけではありませんが、何が違うのかはお解りになっていただけると思います。 では、そんなにポピュラーな飲み物なのに何故世界的にみても日本はコーヒーにうるさくないのでしょう。また、似たような疑問ですが、どうしてある一定の方にだけしか自家焙煎店の美味しいコーヒーが広まらないのでしょうか?

やはり価格はかなり影響を与えていると思っています。正直、私自身もパン屋さんのパンがスーパーで買うくらいの値段でかえるのだったら、間違いなく私の朝食は毎朝パン屋さんの食パンでしょう!それよりもちょっとぐらい高くてもでもパン屋さんのパンを買うかもしれませんが、それ以上になるとパン屋さんから離れてしまいます。そのことに気付いたとき、ようやくコーヒーもパンと似ているのではないのかと思ったのです。

今後ユニジナルでは更に良い豆を追い求めていくことになりますが、折角の高品質の豆でも価格が高いのでは、気軽に飲めるという面からは離れてしまいますよね。今までコーヒー専門店の「新鮮な」コーヒーを飲んでみたかった方々や、インスタントでは満足できない方々にも広く親しんでもらうためにもある程度価格を抑えるほうが良いと考えています。高い豆は飲むのがもったいないからと気軽に飲めないのでは、結果的に酸化してしまったコーヒーを頂くことになり、それこそもったいないわけです。

価格を抑えるためにも、皆さんにご紹介の輪を広げていただきたいとお願いしたいですし、その為にも私たちも今日のタイトルのように皆さんが胸をはってご紹介していただけるような「口コミで広がるコーヒー屋」となるよう努力してまいります。今後のユニジナルにご注目♪

wrote by はるちゃん : 08:01

23:57

水出しコーヒーのギフトも追加します

最近梅雨に入るのやら天気予報がなかなか当たらない日々が続いていますねぇ。私の方は移転に向けての作業もあるのですが、水出しコーヒーが思いの他好調な販売で嬉しいです!ただご購入された方はご存知だと思うのですが、一パック一パックを手作業で作っているので、1日に作れる量は限られてしまうんですよ。 

じわりじわりと虜にさせる水出しコーヒーですが、お中元にも追加してとのご要望もありましたので、追加することにしました。 「ギフト8パック」のうち6パックを水出しコーヒーにし、残り2パックを甘い香りのレイニャ農園イエローブルボンと、女性に人気のモカハラリとしたギフトとなります。価格は同じく5250円ですよっ。 暑い夏はこのお手軽コーヒーを冷たく冷やして乗り切りましょう♪

追記:今日の午前中いっぱいHPが開けない状態にありました。サーバーの移転によるものでしたが、訪れてくださった方にはご迷惑をおかけいたしました。

wrote by だいちゃん : 23:57

13:29

コーヒーの花と実

マスターの育てているコーヒーノキが日に日にたくましく青青と成長していくを観察するのが日課になっている今日この頃ですが、マスターは日に日に増す暑さにまいっているようです。
コーヒーノキといえば、順調に育てば2~3年でジャスミンのような香りのする白い花をつけるようになります。受粉後数ヶ月で実がつきはじめ、最初は固く緑色だった実が次第に熟して真っ赤になります。熟れた実は、色や形がサクランボににていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。このコーヒーチェリーの中に入っている種子(梅干で言うと種を割ったときにでてくる中身)が、コーヒーの生豆です。
ちなみに、現在ツインパックにもはいっている「イエローブルボン」というコーヒーの品種は名前の通りコーヒーの実が熟して黄色くなるんですよ。糖度も普通の赤い実よりも高いといわれていて、私も飲んでみるまでは半信半疑だったのですが、間違いなく甘くてとっても美味しいです。まだ試されていない方は是非お試しくださいませ。今ならツインパックがお得ですよ。

wrote by はるちゃん : 13:29

23:36

自宅で自家焙煎 - 醍醐味 -

とある記事を読んでいましたら、コーヒーを家庭で焙煎する方が増えて来ていると書いてあるのを見つけました。増えてきている感覚がどの程度のものなのかは書いていませんでしたが、興味を持ってもらえることはいいことですし、私も賛成です。

私も銀座のランブルに行き始めてから焙煎に興味をもち、それからというもの焙煎、抽出、生豆、粉の挽き等の奥深さにどっぶり浸かってしまっていますが、最初面白い!と思い始めたのはやはり銀杏煎りでの焙煎が始まりでした。

今使用しているような焙煎機は一機あたり車が一台買えるぐらいの金額ですが、興味を持ち始めた頃は到底そんな金額は出せませんでしたし、半分趣味みたいな焙煎にそこまで出費したくありませんでしたね。

そこで以前の職場の近くにあった自家焙煎店に通って色々と教えてもらいました。何回か焙煎された豆を買ううちに、そこのマスターが使用していた銀杏煎りを貸してもらえるようになり、その日から焙煎豆ではなく、生豆を買っては自宅のコンロで取り組んでいました。生豆の販売をしていたお店ではなかったので、焙煎豆と同じ値段で生豆を購入していましたが授業料と思って仕事帰りによく立ち寄ったものです。

自宅で焙煎する醍醐味はなんと言っても、薄緑の生豆が茶色にこんがり焼かれる様を目の前で確認し、段階的に変化する香りを鼻で感じ取れることではないでしょうか。薄緑から黄色がかり、黄土色からベージュへ変わり、茶色の飴色から濃い茶色に変化して行く様は自分で焙煎しないと確認できないことです。更にその色の変化によって豆が放つ香りもまた変化していくのを感じ取る事も楽しみの一つです。自分で煎った豆を挽いてコーヒーを飲むと、「結構美味しいじゃん!自分はいけるんじゃないか」と思ってしまうと思いますよ。そこまで簡単なものではありませんが、そう感じることも楽しいじゃないですか。

銀座ランブルの関口マスターと一緒に焙煎室で焙煎を教わりながら話をしていた時なんですが、生豆が焼かれ始める時のチョット青臭い独特の香りが好きなんですと私が言うと、マスターは「そうかい?この臭いが嫌いっていう人は結構いるんだけどねぇ、変わってるねぇ」とおっしゃっていました。確かに焙煎後の甘いケーキ屋さんから漂ってきそうな香りもとても好きですが、私には生豆内の水分が熱によって蒸発し始める青甘臭い香りが気にいってしまっているんです。 

焙煎人口が増えている・・・じゃぁこのブログを読んでいる方の中には、はたしてどのくらいの人が一度は焙煎してみたいと思っているのでしょうね・・・ 

wrote by だいちゃん : 23:36

20:49

アビランドのデミタスカップ

みなさんお久しぶりです。いざ会社を移転するとなると結構事務手続きなど面倒なことが多くて困りますね・・・お中元の準備もなんとか段取りまではできたので、あとはHP用のページを作るだけです。3千円台と5千円台の2種類をご用意しました。見栄えもいいですが、中身もかなりお得なんですよ~。お楽しみにぃ。

さてさて本題のアビランドのデミタスカップですが、私が密かに気にいっているカップでもあるのです。洋食器が好きな方でしたら一度は名前を聞いたことがあるでしょう、アビランド。でもアビランドと一言で言っても、いくつものアビランドが存在するのです。全て同じ一族ですけどね。

その中でも私のお気に入りはCh.Field Havilandというブランドの物。別名「ロバートアビランド&C.パローン」とも呼ばれ、シラク大統領夫人が特別に作らせたシリーズ「マティニョン」から、フランスの印象派画家クロード・モネが自ら絵付けした物をフランス政府より依頼され、再製造したのもロバートアビランド。フランスでは国賓をもてなすために用いられている最上級の食器なんです。

モネといえば睡蓮の絵があまりに有名ですが、日本が大好きだったことも有名ですよね。版画や日本の絵画に随分と関心を持っていたみたいで、ゴッホなんかも同じように日本に興味を持っていたようです。上の写真はモネが描いた「モネの桜花」と呼ばれる作品をモチーフにしたもので、彼が実際に日常的に使用していたデザインと同じだそうです。(商品名:セリズィエ ダ モネ Cerisiers de Monet)

写真ではわかりにくいですが、このボーンチャイナでできた「セリズィエ ダ モネ」はうっすらと青みがかっていて、青磁のように綺麗な透明感があるんです。 この綺麗なカップで濃いめに出したネルドリップコーヒーを飲むと、とても気分良く美味しく頂けるんですよぉ。

残念ながら日本ではロバートアビランドの食器はそうそう手には入りません。モネのセットを買いにわざわざフランスまで行く方もいらっしゃるようです。 コーヒーの店頭販売を始めたら、お客様にはこのロバートアビランドのカップで飲んでもらいたい!と結構本気で思っている今日この頃です。多少高いですが、私は個人的にマイセンやウェッジウッドよりも好きですねぇ。

最高のコーヒーを飲むんですから、カップもたまにはいいものを・・・と思うのは私だけ?

wrote by だいちゃん : 20:49

08:10

日系ブラジル人とコーヒー

「日系ブラジル人」ってよく耳にはしていましたが、正直どうして移民したのか今まで知りませんでした。
1908年(明治41年)、第1回ブラジル移民船「笠戸丸」が神戸からサントスへ向け出航しました。日本人・水野龍は帝国植民会社を興し、サンパウロ州と3年契約を結んで第1回は1908年5月、第2~3回はそれぞれ4月のサントス着を目指して毎年1,000人を送り出しました。到着月はコーヒーの収穫時期にあわされたものです。
 第1回は出航が遅れ、神戸~サントスまで52日の航海。熱帯、亜熱帯を通る西航ルートで、「6月18日」に到着しました。※この日を記念して、「移民の日」と定めています。
 第二次世界大戦までの、ラテンアメリカへの日本人移民は、ブラジル約189,000人、ペルー約33,100人、メキシコ約14,500人、アルゼンチン約5,400人、その他2,600人であわせて240,000人以上にもおよびました。
 すごい人数ですよね。日本とコーヒーとのつながりがこんなに深いものとは知りませんでした。
1913年(大正2年)には、東京・銀座に「カフェ・パウリスタ」の1号店が誕生しました。「カフェ・パウリスタ」は、サンパウロ州政府から、その宣伝と普及を兼ねて12年間にわたり、無償でコーヒー豆の提供を受けました。3階建ての白亜の館で、大理石のテーブルを配した豪華な店でした。コーヒー1杯が5銭と、銀座に先に開店していたカフェ「プランタン」の3分の1の値段だったので、たちまち大人気になりました。大正時代に入ると「カフェ・パウリスタ」は20以上の店舗を構え、コーヒーの普及に大きく貢献しました。
 それは敵わないですよね~。でも、コーヒーが普及した理由はわかりましたよね。

 今回はコーヒーの歴史より日本におけるコーヒーのお話を書いてみました。

wrote by はるちゃん : 08:10

01:47

大好評!「本格水出しコーヒー」

27日から発売を開始しました「本格水出しコーヒー」ですが、初日より多くのお客様よりご注文いただきまして、スタッフ一同、大変嬉しく思っています。
この場をお借りして御礼申し上げます。「ご注文ありがとうございます。」
早速、お送り致しますので到着まで今しばらくお待ちください。
まだご注文いただいていないお客様も今年の夏は是非「本格水出しコーヒー」をお試しください。
本当に簡単で、便利でおいしいのでオススメですよ

wrote by はるちゃん : 01:47

12:59

スメルキラー = 消臭・脱臭剤 ⇒ 作っちゃいました

掲示板の方でコーヒーの出し殻の利用方法について私なりに利用方法をお伝えしましたが、その後こんなものを作ってみました。見ての通り、スメルキラー! 所謂脱臭袋です。 

でも、この脱臭袋の中身は出し殻じゃないんです。「妥協のない作業」でも写真付きで説明している欠点豆が入っているんです。今までポイポイと何かに使えるかもと袋に入れて貯めてきたのですが、大事そうに欠点豆を保存しておく必要もないかなぁ・・・と思ってきたわけです。

丁度皆さんに配布する水出しコーヒーのお試しパックの準備で追われていたのですが、ふとその紙の袋が通気性もよくて脱臭袋用にピッタリ! 早速欠点豆を再度焙煎しなおし深煎りにし、袋につめてみました。
試験的に下駄箱やトイレに今も置いていますが、これが結構効き目があるので正直嬉しかったりします。

まぁ折角作ったものの、販売するにしても買ってくれる人がいるかわからないし、かと言って袋代や深煎りするまでのガス代、生豆代などを考慮すると無料で配るには手間がかかりすぎるし。 

2個で100円ぐらいだったら、買ってくれるかな?? お試しセットを買ってくれた人にはプレゼントしてもいいかも♪ どう思いますぅ?

wrote by だいちゃん : 12:59

23:54

美味しいコーヒーの簡単な見極め方

今まで大して興味のなかったコーヒーもほんの少し興味を持ってもらうだけで、おいしいコーヒーの見極め方が自然についてくるんですよね。 メールや電話でのやりとりを重ねていくうちに、様々な質問をみなさんがぶつけてこられるのですが、正直とても嬉しく思います。自分の体の中に取り込むものですから、コーヒーだけ気を使わなくてもいいということはないわけです。

今日のコーヒー談義の中に珈琲店の販売の仕方について話題がのぼりました。

ガラスの瓶につめて、種類ごとに分類しているお店。

大きなコーヒー樽の上に焙煎後の豆を並べて計り売りをしているお店。

生豆をかごやざるに載せて、注文がある毎に焙煎して販売するお店。

分割されたガラスケースに豆を流し込んで、お客様から見えるように販売しているお店。

焙煎された豆をケーキ用の保冷機能付きショーケースに入れて販売しているお店。

などなど・・・挙げればキリがありません。
私もあちこち飲み歩きをしてきましたが、その販売方法は様々です。

持ち帰りコーヒーの包装も本当に様々ですよね。真空にしてみたり、茶袋にいれてみたり、紙の袋にいれてみたりと。。。。

本題の美味しいコーヒーの見極め方ですが、その一つに焙煎日の確認があります。知っている人は「なぁ~んだ!」と思うかもしれませんが、意外に気にしている人はいないようです。他の食品は賞味期限を気にしていますが、コーヒーに限っては焙煎日を是非気にしてみてください!!
賞味期限が書いてあるけど、焙煎日が書いていないコーヒーは結構多いのです。 焙煎日が書いてないコーヒーを買ってしまったら、そのお店の人に焙煎日を教えてもらいましょう。万が一すぐに教えてもらえなかったり、最悪わかりませんと答えられたら・・・私なら買うのを止めます。 

焙煎日からコーヒーの炭酸ガスが抜けきるまで約10日あまり。私の実験では常温で2週間がいっぱいいっぱい!冷蔵後で保存しても1ヶ月間が限度です。2ヶ月ぐらい経つと、酸化しきった臭いが鼻をつきます。それを飲んでしまえば、「胸焼け胃もたれ急行」に乗ってしまったようなもの。

他にも見極め方が色々ありますが、今日はこのへんで。 お忘れなく!焙煎日の確認ですよ!

wrote by だいちゃん : 23:54

22:48

もうちょっとコーヒーついて詳しく

我が家のコーヒーの木も順調にすくすくと育ち、幹も太くなってきたような気がします。少なくとも葉っぱの数はみるみる増えていっていますよぉ。 この木に実がなったら、ご希望のお客様にもお分けして、コーヒーの木を育ててもらいたいと思っています。

さて、本題のコーヒーついてですが、コーヒーの木は紅葉することはありません。年中青々としている常緑樹なのです。鉢で栽培している分にはないと思いますが、地面に植えてしまえば10メートル程度の高さまで育つのです。10メートルも高さがあると収穫が大変になってしまうので、コーヒー農園では高さ3メートルぐらいに留めています。

コーヒーは植えてから3,4年経つと、真っ白の綺麗な花をつけます。その後実をつけるわけですが、アラビカ種と言われる種は花自身で受粉を完了させることができます。その花が咲いてから6週間から8週間後には細胞分裂が始まるわけです。 (花はどの種も白色なのですが、その成る実の方はと言えば、赤色だったり黄色だったり。)

一般的に赤い実が知られていますが、黄色の実のコーヒーも近年注目されているのも事実なんです。赤い実(チェリー)よりも黄色のチェリーの方が糖度が高いと言われていんですよぉ~。 現に私の第二の故郷であるオーストラリアでも、エスプレッソに合うコーヒーはイエローチェリーだと唱える農家や研究者もおり、イエローチェリーに力を入れ始めている農園が増えてきていると聞いています。

ユニジナルでも現在1種類のイエローブルボンを仕入れていますが、来月にはもう一種類入荷する予定です。是非お楽しみに!!

wrote by だいちゃん : 22:48

01:39

水出しコーヒー、冷やしてアイスコーヒーに!

みなさんの「水出しコーヒーはまだぁ~?」って声が聞こえてきそうですね。
お待たせして申し訳ございません。ようやく納得のいくブレンドができあがりました。
きっと気にっていただけるはずですのでもうしばらくお待ちくださいね。
さて、これだけお待たせしているのにはそれなりの理由がありまして

アイスコーヒーといえば使用するコーヒー豆は深煎りが一般的とされています。よく店頭でも見られますが、アイスコーヒー用と書かれた豆を購入すると真っ黒になった炭化寸前の豆がでてきますよね。 苦いアイスコーヒーは夏らしい清涼感を感じさせてくれるのかもしれませんが、どうしても苦いのが苦手な私はガムシロップや牛乳をまぜて飲んでいました。カフェに行っても大抵のアイスコーヒーは苦く、砂糖やガムシロが必要でした。

逆に浅煎りだとアイスコーヒーにした場合酸味が強く出すぎたりと、夏場の暑い時期に飲むには具合の悪い味=好んで飲みたくないというのが理由にあがります。

私たちはあえて深煎りにはせず、中煎りで勝負しました。苦みは感じられないので、砂糖を入れる必要もありません。しかも牛乳を加えると鼻を甘い香りが抜けるんです。

苦みがないと清涼感が出難いの?・・・という問題もクリアーしました。 ブレンドする豆の選別には幾日も要し、調合する割合にも随分と時間がかかってしまいましたが、結果として飲み終えた後のサッパリ!感が残る上、ほのかな甘みが舌の上を漂よう仕上がりとなりました。


グラム単位で行われた微妙なブレンド作業を重ね、ようやく納得のいくブレンドが完成したのです。ついつい次の一口が進む水出しコーヒーなので、発売前なのにガブガブ飲んじゃっています。

アイスコーヒー=苦いという、今までの概念は捨てて、まったく新しい感覚で私たちの水出しコーヒーを飲んでみてください。どうしても苦いコーヒーがお好きな方には物足りないかもしれませんが、お砂糖をいれずにゴクゴク飲めてしまうので、ダイエットをお考えの方(私の事ですが)には嬉しい限りですよ。 それとお腹のでっぱりを気にしている全国のお父さん!にも朗報ですよね。

深煎りコーヒーだけが水出しやアイスコーヒーに向いているわけではないことを、皆さんの味覚で確かめてみてください。

お詫び) この1ヶ月の間、コーヒー豆をご購入のお客様に試作中の水出しコーヒー、もしくはお試しコーヒーをお送りしていました。 試作品の水出しコーヒーをお送りした一部のお客様の中に、こちらのミスで一袋に必要量の半分しか入っていないパックを送ってしまいました。その為、説明通りに1リットルの水で作ると非常に薄いコーヒーが出来上がってしまったと思います。 この場をお借りしてお詫びいたします。 発売前ですが、ここ1ケ月の間のお客様全員に完成した水出しコーヒーを無料でお送り致しますので、再度お試しになってみてください。(来週末あたり発送予定です)

wrote by はるちゃん : 01:39

11:19

コーヒーの栽培条件(コーヒーベルト)

コーヒーは主に熱帯・亜熱帯地域のコーヒーベルト内で栽培されます。一般的に、低地産のコーヒーより高地産のコーヒーのほうが高価で良質とされています。

 コーヒーベルトという言葉があります。世界には60余国のコーヒー生産国がありますが、その大半は南北両回帰線(北緯23度27分、南緯23度27分)内の熱帯・亜熱帯地域に位置しています。この赤道を挟んだコーヒー栽培地帯はコーヒーベルト、またはコーヒーゾーンと呼ばれています。
 
気候条件
 アラビカ種は高温多湿をきらい、さらに5℃以下の低温が長時間続いてもダメージを被るため、湿気が少なく霜の降りない標高1000~2000mの高地、それも多くは急峻な山の斜面で栽培されています。一方、環境適応能力が高く場所を選ばないロブスタ種は標高1000m以下の低地で栽培されている。
 日照は適度に必要ですが、アラビカ種は強い日射しや酷熱に弱いため、どちらかというと日中霧が発生するような地形、日中と夜間との寒暖差が激しい地形がのぞましいです。強烈な直射日光を避け、日陰をつくるためにバナナやトウモロコシ、マンゴーなどのシェードツリー(日陰樹)を植える場合もあります。

地形と高度
 一般に高地産のコーヒーほど良質とされています。中米各国のように大陸の中央を山脈が貫いているような産地では「標高」がそのまま格付けの基準になっていて、グアテマラSHBを例にとれば、7ランクのうちの最高級グレードがSHBで、産地の高度は4500フィート(約1370m)以上と決められています。(ユニジナルコーヒーで販売しているのもSHBです。)
 コーヒー農園が高地でしかも急峻な山の斜面にある場合は、交通や運搬、栽培管理の面で多くの困難をともないますが、その反面、気温が低く日中霧や雲が出やすいことなどで、熱帯特有の強い日射しが和らげられ、コーヒーの実を時間をかけてゆっくりと熟成させることができるのです。
 「高地産=高品質」とはいっても「低地産=低品質」ということはいえません。気象条件に恵まれれば高品質のコーヒーが取れる場合もあるからです。標高もグレードを見極める上での判断材料の一つにすぎない、というくらいにみてください。標高も大事ですが、気象条件のほうがもっと大事、ということなんです。

 コーヒーはどれも一緒。と思っていたアナタ!これからは少しコーヒー選びも気にしてみてくださいね

wrote by はるちゃん : 11:19

09:50

コーヒーの三原種

コーヒーは大きくアラビカ、ロブスタ、リベリカの三原種に分類されます。
この中でも市場に流通しているのはアラビカとロブスタの2種類と思っていいです。

コーヒーはアカネ科子フィア属に属する多年生の喬木です。アカネ科は昔から薬効があるとされています。

アラビカ種
 アラビカ種はエチオピアのアビシニア高原が原産とされ、はじめは主に薬用(眠気覚まし)として食されていましたが、13世紀に入ると焙煎したものを飲用するという習慣が生まれ、16世紀にはアラブ世界からヨーロッパへ、さらには広く世界中で愛飲されるようになりました。
 アラビカ種は全世界で栽培されているコーヒーのうち約80%を占め、ストレートで飲める唯一の品種といわれるほど風味、香りに優れています。ただ病気になりやすいため高地でないと栽培できないのです。
 アラビカ種は南米(エクアドル、ブラジルの一部を除く)、中米各国、アフリカ(ケニア、エチオピアなど)、アジア(イエメン、インド、パプアニューギニアの一部)のコーヒー生産圏全域で生産されています。
 ユニジナルコーヒーも厳選された純粋アラビカ種のみを取り揃えています。

ロブスタ種
 ロブスタ種はアラビカ種に比べ強い耐病性をもっています。アラビカ種が熱帯にありながら比較的冷涼な高地で採れるのに対して、ロブスタ種はアラビカ種の栽培に不向きな高温多湿地域帯で生産されます。独特の香り(ロブ臭と呼ばれる異臭)と苦味があり、ほんの2割程度混じるだけで、コーヒーの味全体をロブスタ色に染め上げてしまうくらい強烈な個性をもっています。主にインスタントコーヒー(抽出液がアラビカ種の約2倍とされている)や缶コーヒー、リキッドコーヒーなどの工業用コーヒーに用いられています。(安くて量できるからですね。)カフェインの含有量はアラビカ種が1.5%前後に対して平均3.2%前後と高いのが特徴です。
 主な原産国はインドネシア、ベトナム、中央アフリカ、西アフリカ諸国などです。

リベリカ種
 西アフリカはリベリアの原産国です。病気に弱くアラビカ種に比べると味が劣ることから、わずかに西アフリカの一部の国が国内消費用に栽培しています。日本にはまったく流通していません。

 市場に流通するコーヒーの約65%がアラビカ種ですが、原種に近いアラビカ種もあれば、限りなくロブスタ種に近いアラビカ種もあります。

 コーヒーの三原種。もうバッチリ理解できましたよね!
 これであなたもコーヒー通の仲間入りですね。

田口護の珈琲大全より

wrote by はるちゃん : 09:50

ドリップの失敗例2

今日の写真を見られて、「あれ?うちで淹れた後の状態に似てるなぁ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。まだ丁寧なドリップに慣れていない時には、このようなすり鉢状でドリップを終える時があります。私も最初はこのような終わり方を続けていました。

この写真からは、お湯の量に加え、注ぐ勢いが強すぎた形跡があります。昨日ご紹介した失敗ドリップと同様に、コーヒーの粉を十分活かしきれていないので、これもまた旨味成分が少ししか出ていない薄いコーヒーができあがります。

しかし・・・これらは厳密に言えば上手ではない淹れ方、失敗例という分類に区別されてしまうかもしれませんが、淹れて飲まれるご本人がそれで良ければそれでいいと思います。 え~いい加減だなぁと思われるかもしれませんが、ご家庭で香り高いコーヒーを飲んでもらうことを優先として考えた場合、やはり一番自分の味覚や習慣にあった味と濃さのコーヒーを淹れることが重要になってくると思うのです。 ここではあくまで、ご家庭で本格的なコーヒーを淹れたい!と思われている方へのコツをお伝えしているまでなのです。 

逆に喫茶店やコーヒー専門店で雑な淹れ方をしているのを目の当たりにした時は、がっかりしますけどねぇ~。そとで飲むコーヒーが美味しくない、紅茶かコーヒーかわからなかったという体験談をメールでいただきますが、そうお感じの方はたぶんご家庭で美味しいコーヒーに慣れていらっしゃる方ですね。せめて専門店では家庭では味わえないコーヒーを飲みたいと思ってしまうのは私だけでしょうか。

私は思うのです。 おいしく淹れることができない人が、どんなにウンチクやこだわりを語っても美味しいコーヒーを提供することなんてできないと。 だから私は毎日毎日ドリップの訓練も必ず行って技術を磨いています。 皆さんに「おいしいですよ」と言われるコーヒーを提供しつづけられるように。

wrote by だいちゃん : 02:32

01:38

ドリップの失敗例

今日は失敗してしまったドリップの写真を掲載してみました。昨日アップした写真にあった粉の壁が、今日の写真には全くありません。泡が残っているので、新鮮な豆を使ったドリップということは見てお解りになると思いますが、ドーナツの形を保っていませんねっ。

この写真でわかるのは、お湯の注ぐスピードはゆっくり丁寧だったのですが、そのお湯の量が多すぎたことがわかります。お湯が下から落ちる量よりも注ぐお湯の量のほうが多いと、このように壁が崩れた形が残ります。 

壁が崩れてしまいますと、お湯がペーパーフィルターに直接当たってしまい、コーヒー豆を通らないまま素通りしてしまうのです。 そうなるとコーヒーの粉を十分に活用しきれていない抽出になっていることになるのです。 丁寧にお湯を落とすと同時に、下から落ちるお湯の量を確認しながら淹れてみることが、壁を崩さない上手な淹れ方につながりますよ。 お試しあれぇ~

余談ですが、コーヒーメーカーの中には設定でアメリカンコーヒーを作れるものがあります。同じ粉の量なのに薄いアメリカンコーヒーが作れるのが不思議だと思われたことはありませんか? 実はその多くはドリップするお湯の一部を単にペーパー自体に当ててお湯だけを下の容器にドリップさせているだけなのです。 これもまたコーヒー豆を有効活用できていない抽出方法ですね。

薄いアメリカンがお好みであれば、じっくりと濃いまろやかコーヒーを淹れて頂いたあと、お湯で割っていただければ、風味も良い軽めのコーヒーが出来上がりますよ。

wrote by だいちゃん : 01:38

23:57

ハンドドリップのこつ

本来コーヒーをご購入のお客様には、ご自宅でも美味しく淹れられるようご一緒にドリップしたいと思っているのですが、なかなかそうもいかないですよね。メールやお電話でお聞きしていると、みなさんドリップにも慣れて上手に淹れられていますね。

この写真は円すい型の名門ドリッパーで抽出し終わった後のものです。ホームページ上の「ドリップのこつ」はご覧になりましたでしょうか。あのようにドリップし、きちんとドリップができますと、ここにある写真のような状態でコーヒーの粉が形作られます。

ふちを見ていただくと、ドーナツのようにコーヒーの壁がきちんと保たれているのがわかりますね。お湯がペーパーに直接当たることなく、ゆっくりじっくり細いお湯を垂らしてあげると、このような粉の壁が保たれ、まろやかなコーヒーに仕上がります。 

泡が残ったままになっていますが、これは焙煎してから日の浅いコーヒーを淹れるとこのように残ります。 焙煎したてから数日間は、豆内部から炭酸ガスが発生し続けますが、ドリップの際にお湯が豆の内部に浸透すると炭酸ガスが泡となって表面に押し出されてくるのです。 この泡は美味しさの目安ではありませんが、新鮮な証ではあります。 新鮮でない豆をドリップすると、炭酸ガスが抜けきってしまっているため、泡は一切でません。 鮮度をみる上での目安と考えられても良いでしょう。

wrote by だいちゃん : 23:57

00:04

水出しコーヒー

なんだか久しぶりのコラムのような気がします。いけませんねっ、毎日でもアップしなくちゃいけないのに・・・それにしてもこのコラムを楽しみにされている方が以外と多くいらっしゃるようで、なんだか恥ずかしいやら、嬉しいやら。
自分の思ったことや感じたこと、経験談なんかをつらつらと書き綴っているだけなので、内容的には薄いかもしれませんが、雑誌のコラムを読む感覚で読んでもらえればと思っています。

さて、水出しコーヒーをそろそろ発売しようと思っています。気温も日に日に高くなり、私も含め半そでで外出している人を多く見かけるようになりました。(冬物やコートをクリーニングに出さねば・・・) 

やはり暑い外から帰った時には、手軽に冷たくて後味すっきりのアイスコーヒーを飲みたくなります。ドリップで淹れたコーヒーを冷ましてから氷をいれてアイスコーヒーを作ってもいいのですが、今すぐ飲みたい!と思うときには面倒に思うこともあるでしょう。

そこでここのところ、水出しコーヒー用のブレンドを色々と試作してみまして、私自身味見をしていました。 そしてブレンドも大分できあがったので、今は作り方を説明するページを作成中です。もうちょっと待っててくださいね。 尚、それまでの間コーヒー豆をご注文いただいた方には無料でプレゼントしています。

水出しコーヒーは全く熱を加えずに抽出する為、通常のドリップに比べ日持ちします。
そしてドリップコーヒーでは味わえない特有の香りを楽しむことができます。

昔から私はこの水出しコーヒーが好きなので、頻繁に飲んで楽しんでいます。
水出し麦茶と同じ要領で簡単に作れるので、楽ちん♪ しかもナベで温めることも
できるので、ホットでも楽しめますよぉ~。

wrote by だいちゃん : 00:04

00:18

「ツインパック」はお得です!

オープンセールに多くのみなさまからご注文いただき新たにコーヒーの輪が広がったことを大変嬉しく思います。
誠にありがとうございました。
これからもどんどん新たなイベントをおこなってまいりますので楽しみにしていてください。
さっそく、次のイベントとして、「ツインパック」を始めました。
この「ツインパック」は、もっと気軽においしいコーヒーを楽しんでいただくために考案された大変お得なパックで、詳しい内容はホームページを見ていただくとわかりますので、まだチェックされてない方は是非トップページの「ツインパック」をチェックしてくださいね!
チェックのポイントとしては、100グラムでの価格の違いですよ。

wrote by はるちゃん : 00:18

13:32

カフェでアート?

マスターのコラムにアートについて書いてありましたね。
私もアボリジニーアートにそんな意味があるとはしりませんでしたよ。

アートといえばコーヒーの世界にもあるんですよね。「デザインカプチーノ」という言葉をきいたことはありませんか?カプチーノは聞き馴染みありますよね。そう、ミルクのアワアワがたっぷりのったカフェではお馴染みの飲み物ですね。

この泡を使ってハートやリーフ、はたまた動物などの絵をかいたりしたものが
デザインカプチーノです。しかしこのデザインカプチーノをつくるには高度な
技術を必要とします。

私もこのデザインカプチーノを習得するために日々ミルクのスチーミングを
練習しているんですよ。最近は大分安定した極めの細かいきれいな泡をつくれるように
なってきましたのでお店をやるころにはみなさんにきれいなデザインカプチーノを
飲んでいただけるはずです。楽しみに待っててくださいね。

wrote by はるちゃん : 13:32

13:05

売れてます!

みなさんお元気ですかぁ?コラムにコメントをもっと気軽にかきこんでくださいねー 

ところで最近よくモカマタリがこちらの予想を超えるペースで売れているんです。 
本格オープンしてまだ日が浅いにも関わらず、たっぷり用意していたモカマタリが
売切れてしまいました。マスターもモカマタリばかり連続焙煎する日もあったほどです。

買われる方の声としてはダントツに、飲みやすい!という意見が多いです。
もちろん香りもいいですしね。飽きずにいつでも飲めるあたりが人気なんでしょうか。
イエメンで昔ながらの製法で脱穀作業を行い、独特の風味を生み出しているモカマタリですが、仕入れる段階で非常に高価なのも事実。私達が美味しいと感じた味を皆さんも美味しいと感じていただけることは、なんだかお客様と繋がった!感覚があり本当に嬉しく思います。

グァテマラSHBとモカマタリは2~3日中に新豆を入荷しますので、お楽しみに♪
またモカマタリを試されたことのない方は是非お試しを

wrote by はるちゃん : 13:05

11:56

「モカ」と「カフェ・モカ」

とある「カフェ」で体験したことです。

ドリンクの注文をしようと、レジに並んでいたのですが、
私の前に50代から60代くらいの奥様グループがいらっしゃいました。
平日の昼過ぎ、奥様たちのゆとりの時間帯だったのでしょう。

店内には同じようなグループが他にもちらほらいらっしゃいました。
この「カフェ」では、エスプレッソを中心としたアレンジコーヒーをメインに
販売していたのですが、面白いことにみなさんアレンジ系ではなく、普通の
ホットコーヒーを頼まれているようでした。

そんな、観察をしていると私の前の奥様グループまで順番が回ってきました。
私は、その奥様たちが何を注文するのかすごく興味があり、チョットだけ
耳をダンボにして、そのレジでの様子をみていたのです。

5,6人のグループでしたが、メニュー表には目も繰れず

「ブレンドちょうだい。」
「わたしはアメリカン。」

と、メニュー表にないコーヒーを注文していらっしゃいました。

その中でも、メニューを見て注文された方がいらっしゃいました。

「モカにするわ。」

わたしもメニュー表をみてみましたが、そこには、
「カフェ・モカ」と書いてありました。

目の前に出されたのは、チョコレートシロップがたっぷ~り入った
あま~いエスプレッソ系のアレンジコーヒーの「カフェ・モカ」。

案の定、出された飲み物が奥様の想像していたものとちがっていたので
「これ、モカですか?」と聞きなおされていました。
奥様が期待されていたものはコーヒー銘柄の「モカ」だったのでしょう。

紛らわしいといえば、紛らわしいですねぇ。
こんな経験、みなさんの中にもいらっしゃるのでは??
カフェでご注文される時はみなさんもチョットだけ気をつけましょうね。

wrote by はるちゃん : 11:56

スタ一バックス 1号店

今や世界中どこにでもあるスターバックスカフェ。
日本らしさを出しつつも、コテコテ喫茶店ではないコーヒー専門カフェを将来の視野にいれている私としては、スタバの一号店を参考としてどうしても見ておきたかったんですよ。写真はシアトルにあるスタバ一号店のショーウィンドウをパチリっ!撮ったものです。 ん~今のロゴよりも古風なイメージで、味がありますよねぇ。 

皆さんが日本や海外でも見かけるスターバックスは、テーブル&チェアがあって、イートインを前提とした店内になっていますよね? ところがこの一号店は、店内はおろか外にも座って飲むようなスペースがないんですよ。カフェというよりは、純粋に豆屋さんといった感じ。始まりは豆売りから始まったんですねぇ。そしてその形態を維持している一号店はすばらしい!

豆の試飲もできたのですが、その試飲もエスプレッソで「どうぞ」と渡される。新宿にも日本のスタバ初となる豆専門ショップができましたが、そこでの試飲はたしかコーヒープレスで淹れたものだったような。 

そうそう日本のスタバの「本日のコーヒー」はどこで飲んでも薄いのはなぜだ?? 
あんなに薄いと味が良くわからない・・・

まっそれはいいとしても、そのスタバ一号店に30分以上居座って、店員と話をしてみたが、店員からはプロ意識を随分と感じた。取扱っている商品の知識は十分に熟知していて、質問をしても的確に分かりやすく解説してくれ、コーヒーに対する熱意も感じられた。それでいて”教えてあげているんだよ”感というか、鼻についた言い方をしないあたりは、とても好印象だった。 

彼らのような接客をできればといつも自分に言い聞かせているのですが。 シアトルでのスターバックス一号店を訪問したことは、外見だけでなく、内部で働く人から学ぶことが大きく、自分なりに収穫のあるものだったと思っています。 偏ったコーヒーの知識ばかりを頭に詰め込んで、頭デッカチにならないよう気をつけたいものです。

wrote by だいちゃん : 04:19

11:00

初めての焙煎(2)

お待たせしました。
「初めての焙煎(1)」では、焙煎を始めたきっかけと取り掛かりについてお話しましたね。
今回は、焙煎をするときの火(ガスコンロ)の調節についてお話します。
ということは、この後もまだまだ続きそうだと思ったあなた!あたりです。
なので、小出しにちょこちょこ書いていくので今後もお付合いくださいね。

と、前置きが長くなりましたが、焙煎をするときの火の調節についてです。

一般的に言われているのがご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「強火の遠火」ですね。
それを真に受けてやってみたのはいいのですが、案の定大変なことになったのです。。。
手で焙煎するときにガスコンロの火を最大まで強火にして、遠火がどれくらいコンロから
離せばよいかわからなかった私は、大体30センチくらいの高さでやってみたのでした。
すると、手や顔は熱くてやけどしそうになるは、肩はこるは、焙煎に時間がかかりすぎるは
そりゃ~結構な肉体労働だったのです。
そんなこんなで1ヶ月くらいたって、ガス代の請求書をみてビックリ!!
いくらになっていたかはお教えできませんが、それはそれは今思い出しても恐ろしい金額でした。
間違いなく今の倍以上の請求がありましたね。。。

この、「強火」も焙煎機をつかったときのバーナーの調節だろうし、
「遠火」も焙煎機のバーナーからドラムにあたる炎の距離だろうし、
まったく、家庭用のガスコンロで焙煎するのとは違っていたのです。
それに気付いたのも、焙煎を始めて色々と勉強していくうちにわかったことでした。
なので、結果としては、ぎんなんを煎る網では大体、コンロの火の調節は中火で、
コンロとの高さは15から20センチくらいでよかったのです。
おかげで、このときはガス代も半分とまでは行きませんがかなり下げることができましたよ。
この後、手編みから、卓上網にかわり、現在の焙煎機と変わっていくのでした。

wrote by はるちゃん : 11:00

10:38

初めての焙煎

「焙煎」。あまり十代二十代には聞きなれない言葉かもしれないですね。
実際、私も焙煎をやってみるまでどういうものかは知りませんでした。
「ハル店長よりごあいさつ」でも少しふれていますが、
初めてコーヒーのおいしさに気付いたと同時に焙煎というものにも
大変興味を持ちました。
そこで、コーヒー豆(生豆)と豆を煎るためにぎんなん煎りを買ってきました。
そのコーヒー豆というのが初心者が焙煎するには比較的難しいとされる
マンデリンだったあたりも今考えると本当に素人だったと思います。(笑)
というのも、マンデリンと他の種類の生豆を見比べると一目両全なのですが
マンデリンは「欠点豆」(妥協のない作業参照)の数も多く粒の大きさも
まばらで、とにかく初心者が焙煎するには難しかったのです。
にもかかわらず、初めての焙煎は行われたのでした。。。

wrote by はるちゃん : 10:38

00:54

コーヒー豆は何色??

ようやく日差しが暖かくなってきたせいか、
コーヒーの木がものすごいスピードで成長してきています。

本日のタイトル「コーヒー豆は何色?」ですが、どうしてこのタイトルにしたかというと
以前、CMで焙煎されたコーヒー豆(茶色)が飛行機のビジネスクラスで運ばれてくる
というのをみて、きっと、知らない人はコーヒー豆はもともと茶色いものだと勘違いする
だろうな、って思ったからなんです。
もちろん、日本に運ばれてくるときは焙煎されていない状態(生豆)なのでグリーン系の
色をしていますが、私自身この仕事をする前まではまったくの素人だったのでそんなことは
知るはずもありません。だから、知らない人もきっと多いと思うんですよね。知ってました?

wrote by はるちゃん : 00:54

14:19

コーヒーメーカー派の方は読まないほうがいいかも

みなさんはコーヒーをどのように淹れられていますか??
やはりコーヒーメーカーが多いかもしれませんね。

私もこの仕事を始めようと考える以前は、コーヒーメーカー派でした。
ペーパーをセットして、粉を入れ、お水を注ぎ入れて、スイッチポン
「コト・・・コト・コト」
音を立てながら湯気が昇りはじめ、辺りにいい香りが・・・

今まで日本製や外国製など色んなコーヒーメーカーを使ってきました。
しかし! どの製品もお手軽で良かったんですが、共通して2、3不満を
持っていたんですよ。(まぁ私の性格からくる不満なんですが・・)

一つ目は結構後片付けが面倒で、ガラスポットやフィルターが洗う時に何気に
かさばること。 せいぜい2人前ぐらいしか作らないのに、なんだか大げさな
物でコーヒーを淹れないといけないものだなぁと洗いながらよく思っていました。
そして、洗い物が減ってくれないかなぁ・・とも。

二つ目は、その置き場所。 限られたキッチンスペースの中に炊飯器やら、
トースターやらで、ごった返している我が家。 引越しや模様替えをする度に
コーヒーメーカーの置き場所に困ったもの。 何気に場所とるんですよね。
キッチンの広い家に住みたいよぉ~と思ってしまいます。

三つ目はまさに性格によるものかもしれませんが、内部の清掃ができないこと。
バラバラに分解すれば、掃除はできますが毎回毎回はできませんよねぇ。
ポットやコーヒーメーカー用の洗浄用商品も販売はされていますが、あまり
効果がなかったんですよね。 長年使ったコーヒーメーカーを分解して、
初めて洗った時のショックたるや。 うぇ~~~キ・キタナイ!
なんで茶色の物体があるんだ! 別に潔癖症でもありませんが、分解して
良かったのか、悪かったのか。 

一つ目、二つ目は我慢できても、三つ目は無理! 絶・対・無理!
そのコーヒーメーカーは洗うには洗ったけど、結局使わなかったと思います。
そして最後に使ったコーヒーメーカーはきちんとしたお水ろ過フィルターが
ついていたので、たまに分解しても気になる程汚くはなっていませんでした。
ろ過フィルターが付いていると付いていないとでは随分内部の汚れ方が違うと
いう発見があったわけですよ、みなさん。 
え? 知ってました?

wrote by だいちゃん : 14:19

15:18

ちょっとリッチにコーヒーを楽しんでます。

出遅れました。マスターがすでに2度目の投稿をしているので
私もあわてて投稿してます。
のんきなハルですが、今後ともよろしくお願いします。

さて、「ハル店長よりごあいさつ」はもう読んでいただけましたか?
マスターがどんな人物なのか少しは伝わったのではないかと思いますが
私が言うのもなんですが、結構「変わり者」かもしれませんね~。
しかし!コーヒーにかける情熱はかなり熱いものを感じます。
お見せできないのが残念ですが、いつもおいしいコーヒーをみなさんに
手軽に飲むことができるように努力しています。

このホームページもすべてマスターのお手製なんです。
ブレンドのネーミングはすべてマスターのなじみのあるオーストラリアに
ちなんで付けているんですよ。
由来については後々マスターから説明があるそうですのでお楽しみに!

マスターのことはわかった。ハルはどうなんだ。と聞こえてきそうですが。
私ははっきりいってマスターみたいに頑固っぷりはまったくないですね。笑
難しいことは抜きにしてシンプルにおいしいコーヒーを飲みたい。ただそれだけ。

そのために私が知ったことは焙煎したての豆ではなく最低1日はガス抜きをして
ねかせた2,3日後からの新鮮な豆をそのつど挽いて飲む分だけいれる。
という、たったそれだけのことを守り、毎日朝晩と楽しんでいます。
新鮮な豆とペーパーとフィルター・・・これさえあればおいしいコーヒーを
いれることができるんですよ。 コーヒーメーカーもなくたって大丈夫♪

だから、コーヒーを難しく考える必要はなく、今すぐに始めれるって訳です。
そして、徐々に自分なりの楽しみ方、カップを集めてみたり、ミルを買ったり
色々揃えていけばより優雅にコーヒーを楽しめると思いますよ。

私たちのようにアレコレ試して置き場所に困るのも問題ですが

wrote by はるちゃん : 15:18